検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:38,155 hit

壱話 ページ3

「おや、こんな所に小鬼がいる……」



少女は驚く。



今までの奴らとは違い、足音も、気配さえも感じさせぬそんな男に…


少女は動く。



男から生きるべく食料を奪うため。


少女は剣を抜く。



男から己を守るために。


少女は立ち向かう。



己の明日を掴むために。



しかし、彼は少女の剣を避けるだけで殺そうとはしてこなかった。

それどころか


「いい剣筋です。もっと懐を狙って……そう。その動きはいいですよ。」


指導を行ない始めたのだ。



少女は驚きながらも、不快に思いながらも立ち向かっていった。

しかし、始まりがあるように突如、終わりが来た。

少女が男に刀を向け、戦い……いや、指導とも

言える戦いを始めてからなん時間が経っただ

ろうか……


突如として終わりを告げた。



男が少女の剣先を掴んだ否、つまんだからだ。


それにより、少女は刀を動かすことが出来な

くなったのだ。


「いい刀です。

大切に使われ、幾度も困難な戦いをした様だ

しかし、これではもう切ることも

ましてや、己を守る事もできまい。


よろしければその強さ、己のみならず

周りを守るために使いませんか?」



意味がわからない。

弐話→←零話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
設定タグ:高杉晋助 , 吉田松陽 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しゅーや | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sadohotaru1/  
作成日時:2018年7月2日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。