【銀魂】晋助の嫁は真選組と万事屋の女中【高杉晋助】【坂田銀時】【沖田総悟】3

僕は ページ20

「あ、あのね？晋助


僕…晋助には、ついて行かないことにする」



「…」




止めないんだ、ね

まぁ、好都合だが…ただ



僕が、行かない、と言っても何も言ってくれないのは…



すこし悲しい



「僕ね、悩んだんだ。

松陽を死んだのは確かにこの地球のせいだ


この世界が松陽を死に追いやった


だが殺したのは紛れもなく処刑人だ


松陽自身かもしれないがな…


晋助がこの世界を憎む気持ちを否定する訳では無い

ただ、僕は松陽の愛して、生きたこの世界で


緩りと赴くままにのこりの一生を歩みたい」




まぁ、考えんのだるくてぐうたらしたいってのが一番かもしれないが


そこはぐっと堪えて言うのを止める





そして、晋助の方を確り見る



すると、晋助ははぁ…と溜め息を付き、一言




「本当に来ねぇつもりなんだなぁ」




そう言って、外を向きいつの間にか持っていた煙管を1度吸う


そして何を思ったのかおもむろに立ちあががり


ある一つの小さな箱を取り出し、僕の方へと近寄ってきた





「俺ァ、別にお前ェの意思を曲げてまで連れていこうとはあんま思っちゃいねぇ。

手放すにゃ、ちぃと持ったいねぇ


それに離れていても俺ァ、お前ェの事しか愛せねぇ自信があるしなw


なぁ、俺が宇宙へと行くと、次いつ会うか分かんねぇだろォ？


一年後かもしれねぇし、もしかしたら5年とかもっとかかるかもしれねぇ


俺ァ、お前との繋がりがある事を、形としてお前ェに残して起きてぇんだ


だからよォ、貰ってくれねぇか？」



そう言って、その箱を開ける


すると中にはシルバーの装飾が無い綺麗な指輪が出てきた





「俺と、結婚してくれねぇか？」




そう言われた

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