#103 データ入力 ページ11
各々が自分の気になる練習マシンで特訓し
次々とレベルを上げていく
レイは全体を見回せるギャラリーで、データを取っていたが
ふと1人見当たらないことに気づく
「木野さん、吹雪くんはどちらに？」
秋「あ、吹雪くんなら確か別室のシュートマシンに取り組んでたと思いますよ。」
「ありがとう。」
レイは立ち上がって音無を呼ぶ
「このパソコンに入力していってほしいんですけど、頼めますか？」
春奈「はい、えっと各選手がレベルの達成までにかかった時間と段階の入力ですね…？」
「ええ。決して他の機能をいじらないでください。間違って消えたら困ります。…まあそんな余裕はないと思いますけど。」
では頼みました、と言ってレイは吹雪がいると言う部屋に向かった
秋「あ、レベルあがったよ！」
春奈「あ、はい！あそこはえっと…風丸さんと壁山くんと…」
夏未「あちらも上がったみたいよ。」
春奈「えええちょっと待ってください…」
春奈(コーチはこんな難しいことを平然といつもやってたんですか…？！)
＿＿＿＿＿＿＿
吹雪は黙々とシュートの練習に取り組んでいた
目は黄色
「随分やり込んでいるのね……アツヤくん。」
吹雪「？！…コーチか。」
そう言ってアツヤは少し深呼吸をした後
士郎へと戻った
吹雪「何か用かな？レイちゃん。」
「選手のデータを取っていたんですけど、あなた達の姿だけ見当たらなかったので。」
そう聞いて吹雪はああと納得してから、
少し寂しそうな顏をする
吹雪「…偉いね、レイちゃんは。」
「何がですか？」
吹雪「同じ年なのに、色んなものを背負い込んで色んな事をやってのけちゃうなんて。」
「…これが私の仕事で、契約ですから。」
しばらく吹雪は何も言わなかった
レイがタブレットを取り出し、データ収集のスタンバイをし終えて座ると
ゆっくりとレイに近づき、顔を覗き込む
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吹雪「…そうやって、監督さんの妹を演じる事も…？」
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璃優(プロフ) - メープルさん» こんばんは、一話からですか…！長かったですよね、ありがとうございます（ ; ; ）いえいえそんな、無理なく頑張りますね！よければ作者の作品一覧から円堂の姉シリーズを読んでいただければよりわかりやすくなると思います(宣伝←)今後もよろしくお願いしますね(^^)！ (2017年3月31日 0時) (
レス) id: c0ac85a89c (このIDを非表示/違反報告)
璃優(プロフ) - きらりさん» ありがとうございます！そう言ってもらえるのが本当に嬉しいです…！地道に頑張りますのでよろしくお願いします(^^) (2017年3月31日 0時) (レス) id: c0ac85a89c (このIDを非表示/違反報告)
メープル(プロフ) - 最近読み初めて、1話から全部読ませていただきました！物凄く深いお話で、読んでいてなんだかソワソワしますwこれからも無理のなさらない程度に頑張ってください！(上から目線みたくなってしまってすみません…) (2017年3月30日 3時) (レス) id: f41691041a (このIDを非表示/違反報告)
きらり(プロフ) - とっても面白いです！これからも頑張ってください！ (2017年3月24日 0時) (レス) id: 92b67aee6a (このIDを非表示/違反報告)
璃優(プロフ) - ショコラさん» こんにちは〜！こんな長い小説を1話から見てくださったんですか…？！ありがとうございます、嬉しいです(^^)これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします(o^^o)よければ前作も見てくださいね…！ (2017年2月22日 17時) (レス) id: c0ac85a89c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：璃優 | 作成日時：2016年12月25日 12時
