れっすん1 ページ2
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あー、やっぱダメだったかなぁー…
女だとバレないようにしてみたんだけど、これじゃ不審者だもんなぁ。
あー、はじめまして。
僕、雛野Aと言います
先生「…えーっと、雛野?それだけか?」
それだけって…まだ他に言わなきゃいけないことってあんの?
クソめんどくさい。
「《席どこ》」
スマホに打った字を先生に見せる。
先生「え、あぁ。窓側の1番後ろな」
水色の髪の毛の子がニコリと笑って「よろしくね」と僕に声をかけたが、よろしくする気なんて無いため悪いが無視をした。
つか、笑顔ぎこちなさすぎでしょ
話しかけたくないなら話しかけなきゃいーのに。
面倒臭い人…
先生「えー、HRは以上だ。右も左も分からない転入生だ。みんな仲良くするように!」
ガラガラとドアを開け、教室から出ていく担任教師。
そして、しばしの沈黙。
さて、授業なんて面倒いしサボるか。
ヘッドフォンをかけ、大音量で音楽を流してから教室を出ようとした。
ークイッ
少し後ろに引っ張られ、何事かと思えば黒髪に赤いメッシュの入った男子が僕の制服の裾を引っ張っていた。
南雲「アンタ、創くんに失礼じゃないっスか?」
僕を敵視しているのか、睨んでいる黒髪赤メッシュ
あーあ、面倒臭い。
゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*
てっとくんの二人称が分からん。
くそぅ。
※てっとくん→南雲鉄虎
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作者名:Tiara | 作成日時:2017年6月22日 0時