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fifty-five ページ11

『そんなになの…?』


いきなり小さくなった声を出しきる。


こ「そんなに、とかじゃないんだけど、

やっぱり親方に近づく人は
ほとんど本気で親方が大好きな人で。

結局振り向いてくれないって分かってても
予想以上に傷つく子が多いの。


だから…」



うん、だよね

分かってる分かってるって毎回思ってた



つもり



『そっか、そうだよね、あはは』

自分でもわかる。

うまく笑えてないなぁ



こ「Aちゃん…」


ゆ「こんな時になんだけど
授業始まるから俺もう行くよ?2人は?」



『…私も行k…』

こ「じゃあ!俺とAちゃんは
今日はサボります!!」


ねえなんでーーー…


『いーよもう授業受けよーーー…?』


こ「無理です!!!!!

ゆうだいくん!2人熱でたから休むって
先生に伝えといて!

よしいこ!!」


ゆ「わかった

こうた。歩けよ

じゃ」


そう言ってやや駆け足で学校に入っていった
ゆうだい。

走ったら事故るもんね←



こ「俺の家来る?」

『行かないよ、帰る』


あー、なに意地張ってんだろ(笑)

耕太は私を気にかけてくれただけなのに
今の私は ほっといて なんて思ってたり。



こ「ごめんね…?さっきの。」


すっごい後悔したようで
可愛い子犬のような拗ねた顔で
目を合わせて下を俯く耕太。


『ふふ、大丈夫だよ、ありがとう』

耕太のその顔には負けるわ(笑)


こ「じゃあ俺の家にレッツゴー!」


すぐ立ち直る(笑)



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


ガチャ


こ「親 いないから」


『おじゃましまーす…』


どーぞ と言って部屋にいれてくれる耕太。


親いないって今だけ?それとも ずっと?


『親いないって…』


こ「ん?あぁこの家には住んでないってこと」


優しく笑って言った。


なんだ、そういう事か(笑)


一人暮らしなんだ…すごい

私もそんな感じだけど(笑)



こ「ねぇねぇAちゃん」


『ん?』









え?何この空気

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琥覇紅#いっくん【ウオタミ】(プロフ) - 苺美瑠狂さん» 面白くて感動しますね…!!サグワとゆうこんくん、めっちゃいい奴…!読んでてサグワの可愛い笑顔が頭に…w (2017年2月22日 21時) (レス) id: 8dd5b17f5a (このIDを非表示/違反報告)
苺美瑠狂(プロフ) - 悪魔さん» ありがとうございます!!!ヽ(;▽;)ノ♪♪♪ (2016年6月16日 17時) (レス) id: 0b3052dd28 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔 - 久しぶりで感動した、、、やっぱり面白い(*^^*) (2016年6月16日 17時) (レス) id: c467dffa9b (このIDを非表示/違反報告)
苺美瑠狂(プロフ) - 悪魔さん» ありがとうございます!!!ヽ(;▽;)ノ♪♪♪ (2016年5月24日 23時) (レス) id: 0b3052dd28 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔 - 遅れても大丈夫です(*^^*)気長に待ってます(*^_^*) (2016年5月24日 17時) (レス) id: c467dffa9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺美瑠狂 | 作成日時:2016年2月14日 12時

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