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『だって俺は…』
「A！」
言いかけた途端、ガヤが来た。
「あっ……」
俺を見て悲しそうな目をす。
『行けよ。』
悔しくて、悲しくて、キミの手を引いて逃げたい。
でも、そんな勇気俺にはないから。
「ごめんね。…太輔！！！」
「ったく！俺の弁当まだある？」
「え〜？もう食べちゃったよ！」
「んだよ〜。食いたかったのに！」
さっきの涙からは想像できないほどの笑顔。
『くそっ』
小さくつぶやく。
振り向いたキミ。
くちパクでありがとうって言って、手を振る。
ガチャ
重い屋上のドアが閉まって、一人屋上に取り残される。
『くっそーーーーーーー！！！！』
＿＿＿＿この想い、いつになったら届きますか？
もう……
泣いていい？
俺の気持ちが届くことなんて一生ないのに。
こんな恋なんて……
……しなければよかった＿＿＿＿＿＿
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にのみぃ(プロフ) - 切ないですね… 玉ちゃんの気持ち、分かるかも笑 (2013年8月18日 22時) (
レス) id: e908d4dddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏楽☆ | 作者ホームページ：http://yaplog.jp/jani-ota_desu/
作成日時：2013年8月3日 19時
