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「あ、あなたは……？」
瑠伽…、いやもう別の何かになってしまった、少女はつぶやいた
「あれ……覚えていないかなあ……、この前公園で―――」
「あ……っ…！」
ねえ、覚えてないわけがないよね。だって、僕と約束したもん。
「椿さん……！」
「おひさしぶりだね、瑠伽…いや、もうその名前は使いたくない…かな？」
「使いたく…って……、使わないでなんて、いられる…んですか？」
まだ少女には、椿の姿しか見えていない――、しかしその後ろには、立ち尽くす桜哉がいた
『おねがいだ、俺に気付くな、俺を見るな――――』
桜哉は、会いたくなかった。もう、ヒトではない何かに変ってしまった少女に―――
「あれ……桜哉だ…、何でここにいるの……？」
「あれれ―――、そういえば桜哉、まだいたんだね〜。」
「彼がなんでここにいるか？それはぼくの下位吸血鬼、サブクラスだからだよ。」
「吸…血…鬼……？え、だ、だって桜哉は、普通に、普通の私の友達っなのに……？」
もう、何もかもごまかせない。きっと、こいつには嫌われる…
―――嫌われる？ まるで俺が、こいつのことを大切に思っているみたいに……？
「…そうだよ、俺は吸血鬼、とはいえ、椿さんの下っ端だけどな。」
「椿…椿さんも、吸血鬼なの……？」
俺は、確かに言った。忠告した。聞かなかったのはお前だよなぁ、なあ、瑠伽！
「……だから、いったろ？駅前には、吸血鬼が出るって。」
ラッキーサーヴァンプキャラ
リヒト・ジキルランド・轟
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arata - 桜哉の…弟？(ノ´∀｀*)更新がんばって下さい！楽しみに待ってます！ (2016年1月19日 19時) (
レス) id: 13ed52d885 (このIDを非表示/違反報告)
結城真羅 - 黒猫のユズさん» 更新滞っててすみません…ありがとうございます！ (2015年11月22日 21時) (レス) id: 8d8655e02c (このIDを非表示/違反報告)
黒猫のユズ - 面白いですね！続き楽しみにしてます！ (2015年11月11日 22時) (レス) id: f97f57f8d3 (このIDを非表示/違反報告)
結城真羅 - カボチャさん» このまま続くといいんですけどね…ｗｗ頑張りますね☆ (2015年1月18日 5時) (レス) id: 8d8655e02c (このIDを非表示/違反報告)
カボチャ - このところ更新ペースが早くて嬉しいです！これからも頑張って下さい。 (2015年1月17日 19時) (レス) id: 937289f512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結城真羅 | 作者ホームページ：
作成日時：2014年12月31日 22時
