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終幕・アディショナルパーティー ページ28
ウエディングケーキまで用意されていたパーティーでふと三ツ谷たちに李里はそのドレス、と声をかけられた。
「昔のオレたちが休み時間にみんなでデザインしたヤツを要素を盛り込んで調節して作ったんだけど。覚えてる?」
「道理で。見覚えのあるパーツがあるし、ベースは私のデザインだよね?」
「その通り。真一郎くんのタキシードも、オマエのデザインがベース」
「やっぱり?」
「李里さんが主役だからな。オレらはあくまでも添えもんだ」
三ツ谷たちと笑い合っていると、エマに腕に組みつかれる。頬を膨らませていてもどこか楽しそうだ。楽しい雰囲気が木洩れ日のように肌をくすぐってくる。こんなに幸福でいいんだろうかと思うくらいに幸福な1日だ。隣に立つ真一郎に、伸び上がってくちづけた。
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作者名:契 ゐと(元 いときち丸) | 作成日時:2023年11月6日 15時