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〇月▲日、土曜日 ページ2

「うぁ……キツっ」


自然を取り入れたアスレチックは人工のアスレチックより遥かにキツい


此処の海浜公園のアスレチックは近くにある山の中や水上アスレチック等が充実していて全制覇するのも一苦労だった


「よっしゃ……ゴール!」


俺は先周りしていたマサイのカメラに向かってガッツポーズをする


「お疲れー、ンダホとかは?」


「手こずってたから置いてきた!多分、もうすぐ来るでしょ」


「じゃー待つか」


俺とマサイは近くにあった朽ち木に腰を降ろした


メロディズムの出番まであと3時間か……


「気になる?メロディズムのこと」


「まぁな、なんかソワソワする」


「っきゃあ!」


女の子の悲鳴が聴こえた、俺がさっき登ってきた岩壁からだった


俺は急いで岩壁に駆け寄る


悲鳴を上げた女の子は岩の尖った部分に手を置いていたので幸いな事に落ちていなかった


「大丈夫?手、貸すよ」


「すみません、ありがとうございます」


背の低い中高生くらいの女の子だ


俺達がFischer'sだということには気付いてないらしい


女の子ってやっぱり体重軽いな、ンダホの半分もなさそう


「怪我とかしてない?擦ったりとか」


「大丈夫!全然大丈夫ですよ。本当にありがとうございました!」


女の子は深くお辞儀をしてくれた


「それにしても凄いね。こんなキツいアスレチック一人で制覇って」


「アスレチック、趣味なんです。小さい頃から……」


「奇遇!俺達もアスレチック大好き!各地の色んなアスレチック行って動画あげてんの。『Fischer's』って!」


「へぇ!凄い!気になってきました、『Fischer's』さんですね!」


目をキラキラさせる女の子、小動物みたいでめっちゃ可愛い……


「あ、もうこんな時間。急がなきゃ。本当に、本当にありがとうございました!Fischer'sさん!」


女の子は俺達にブンブンと手を振り、山道を下りていった


「可愛かったなー……」


「うん、背が低い女の子ってめちゃくちゃ可愛い」

「俺は?背低いけど」


「可愛くない」


即答、さすがマサイ


「着いたー!もう、めっちゃ疲れた」


「お帰りー。あれ?ンダホは?」


「まだ、苦戦中。迎え行く?」


「ったく仕方ねーな、ンダホは」


俺達はンダホ救助のために山道を下りた

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みは - シルクロードって料理できなかったと思うんですが... (2018年5月11日 19時) (レス) id: 1380e34bde (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2017年7月20日 0時) (レス) id: 70b7326eb5 (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - 更新は止められたのですか? (2017年6月17日 2時) (レス) id: 725d02a3eb (このIDを非表示/違反報告)
名無野 - 更新頑張ってください!大好きです! (2017年6月13日 22時) (レス) id: 3e0c9d1196 (このIDを非表示/違反報告)
白雪姫 - 更新待ってまーす (2017年4月23日 21時) (レス) id: 0957f842ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鯖の子 | 作成日時:2017年4月1日 8時

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