けいおん!! 〜進級と恋の成長は紙一重〜

♪231：60万円 ページ46

―貴方視線―

店員「あの・・・お客様?」

澪「お世話になりました。じゃあ皆帰るぞ」

律「ちょっと待て」

澪「だだだだって律・・・ろ・・・ろ・・・六百万円」

律「落ち着け、桁が違ってるぞ」

紬「ありがとうございます」←普通に受け取ろうとする

律「オメーは躊躇なさすぎだ!!」

貴方「すいません、何でそんな値段が付くんですか?」

律「そうですよ。もしかしてムギに気を使って?」

店員「いえ、それは関係ありませんよ。このモデルは1960年代初めに生まれたギターでして当初は材料や形が定まっておらず様々な使用のマイナーチェンジも繰り返しつつ、現在の形になったと言われています。お客様にお持ちいただいたこのギターはフィンガーボードにハカランダと言われる今となっては貴重な木が使われておりまして、これが高い値段の一つの要因になっております。残念な事にこのギターはテイルピースが交換されておりましてフルオリジナルではない為、少し値段が落ちてしまいますがストップテイルピースの方が演奏性に優れており、こちらの方を好むお客様が多くそれほどのマイナスにはなりません。しかもこのギターは長い事しまわれていたそうで、あまり傷やフレットの減りがなく、年代物にしては大変コンディションが良いので、この値段で買い取らせていただきます」

皆「・・・・・＜ポケー」

店員「と、とにかく貴重なギターなんです＜汗」

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とあるバーガーショップ

律「にく厚ッ!!!」

澪「えっ・・・そんなに太ってるか?」

律「いや、脂肪の話じゃねぇよ」

澪「てゆーかポテト大きくないか?」

律「これだけの金があるんだぞ。ポテトXLサイズ♪」

澪「まさか使ったのか!?」

律「いや、これは自腹だけどな」

貴方「それにしてもとんでもない金額になりましたね。僕の予想の6倍とは・・・」

梓「そういえばA君がぶつぶつ言ってた事ほぼ全部当たってましたね」

唯「そうそう、Aちゃん鑑定士なの?」

貴方「いえ、父が趣味で色々な楽器買ってくるのでそういうので学んだんです」

梓「でも・・・いいんですかね?皆でもらっちゃって・・・」

律「仕方ないだろ、さわちゃんが部費にしろって言ってたんだから」

梓「でも・・・律「ほれ!!6人で分けたら一人十万!!」 ・・・ふわぁ・・・私欲しいエフェクターがあったんですよね〜」←混乱

唯「あずにゃん陥落」

♪232：欲望と金→←♪230：ネジ

ラッキーアイテム

革ベルト

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