あの頃の気持ち (ページ24)

今日:9 hit、昨日:9 hit、合計:40,076 hit

24 ページ24

-如月side-

今日は翔也くんと出かける日だ。ここ最近ずっと何着ていこうか悩んでやっと決めた。無難に紺の膝丈くらいのワンピースにした。

如「そろそろ出ないと…」

13:00に駅に待ち合わせをしている。どこにいくんだろ…行きたい場所ある？って連絡きたけどどこでも楽しいからどこでもいいって送ったんだよね(笑)
駅に着くともう翔也くんはいた。相変わらず早いな

如「翔也くんごめんね。お待たせ。相変わらず早いね〜」

千「いや、本当に俺も今着いたとこ。行こうか」

如「うん！」

電車に乗り翔也くんが私をじーっと見てきた。

如「な、何？何か変？」

千「…いや、やっぱり仕事の時とは雰囲気がまた
違うよなぁと思って。ワンピース似合ってる」

如「！ありがとう…！」

めっちゃ嬉しい…ワンピースにして良かった〜

如「そういえば、今日はどこ行くの？」

千「そうだった！言ってなかったよね。Aさ、いちご好きだったよね？」

如「めっちゃ好き！」

千「だよね！だからいちごスイーツのビュッフェ予約した。今からそこ行く！」

如「いちごスイーツのビュッフェ!?やった〜！｣

最近全然食べてないから嬉しいなぁ♪

如「よく私がいちご好きだって覚えてたね〜！」

千「当たり前だろ。Aのことは覚えてるよ。」

如「!?」

いやうん。まって…心臓が……。どういう意味で言ってるの？

千「着いたよ。降りよう。」

如「あ、うん！」

高校でずっと仲良かったんだから当たり前だろってことだよね！自惚れるな私……！