ねっちゅーしょー ページ21
ﾏｲｸ「あの角からなんか出んの！？ねぇ出んのォ
！？ヒーロー科芦戸三奈！
轟ツインズの姉の方！成績優秀クールビューティ！
同じくヒーロー科！轟A！」
芦戸「一回戦から轟ちゃんはキツ〜！
でも負けないよ！
私が勝ったら、今度一緒に遊びに行こ！！」
ステージに立つ対戦者の2人
芦戸はAにそう明るく声をかけた
一方のAは特に反応を示す訳でもなく、芦戸と目を合わせていた
ﾏｲｸ「START！！」
プレゼント・マイクの合図とともに試合が始まる
芦戸「そいっ！」
早速芦戸が動き出す
彼女の個性の酸がAへと飛んで行った
ﾊﾞｼｬﾝ
勿論、それは彼女の水で塞がれる
芦戸も続けて酸を出し続けるが一向にダメージが入らず体力を消耗する
水が道を阻んで近づくことも出来ない
ｼﾞｭｳｩ…
芦戸「あつっ！？」
今度はAが動き出した
彼女が出した水からもくもくと煙が立ち始める
ﾏｲｸ「なんだなんだァ！？
轟ちゃんの水から大量の煙！視界が悪くなっていくぅ！」
相澤「あいつの個性だ。水の温度を操ってんな」
そう、相澤の言う通りAは今水の温度を
今まで基本としていたのは水温を下げ氷を生成する戦術だが今回は逆に水を熱湯に変えていた
ただでさえ太陽に晒され燃えるような熱さのコンクリートが更に熱く発熱し、会場丸ごと苦しめる
『触らないで、火傷するから』
そう芦戸に警告するとAは自分の体をその水で包み込む
芦戸「なっ！？轟ちゃんも熱いでしょ！！」
その様子に芦戸が動揺する
当然だ
熱い熱い熱湯の中に彼女が入っていったのだから
ｼﾞｭﾜｧ
まだまだ温度は上がっていく
視界は霧がかって見えなくなった
観客の数名があまりの暑さに汗を拭う
ﾄﾞｼｬｱｱｱ
突然大きな音が響く
湯気で視界ははっきりせず、現状が分からない
ﾏｲｸ「凄まじい熱気と音！！どうなったんだァ！？」
少しずつ霧が晴れて行く
そこには
ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「あ、芦戸さん場外！轟さん二回戦進出！！」
場外に足を付き下半身を凍らされた芦戸と
場内で
熱さで頬を染め、濡れた髪を絞るAの姿だった
大きな歓声が響いた
湯気で視界を妨害し再び温度を低く下げ氷で固めた
Aの勝利だった
ﾏｲｸ「勝者は轟A！！
まるで演技をするような可憐な勝利だァ！！
こりゃファンも増えるぞ色っぽい！！」
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杏夏(プロフ) - 絵、上手すぎですね！！羨ましいです✨どうやったらこんな絵が描けるのですか？教えてほしいですね！！！！！ (4月26日 21時) (
レス) @page29 id: d5c97d49df (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 絵上手すぎません? ヒロアカ担当のアニメーターさんですか? (2022年10月8日 2時) (レス) @page35 id: 7df2c50704 (このIDを非表示/違反報告)
けい - 続き楽しみにしています！ (2022年3月22日 15時) (レス) @page43 id: 04124863a7 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 絵も内容も素敵すぎる！！更新待ってますれ！！！ (2022年1月10日 12時) (レス) @page42 id: ee5d294950 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです！この作品に運命(？)を感じました笑 (2021年10月10日 21時) (レス) @page39 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘党組
| 作成日時：2021年6月12日 19時
