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Hate.11 ページ12

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奈由「A先輩っ、こっちです!」




『.......なに?』




体育館から近く、四角になっている場所に呼ばれる。





『用件はなに?』




奈由「嫌われてるんだし、そんな言い方ないじゃないですかぁ笑」




正直、奈由ちゃんに付き合ってるのも疲れた。私はもう、全てどうでもよかった。





奈由「ふふっ、まだまだ、嫌われたりないのよっ!」




『なっ......』




なんなのこの子......。そう言いたい気持ちを歯を食いしばってぐっと堪える。




奈由「ってことでぇ、A先輩には、もっと嫌われ者になってもらいます♡」カチカチカチ




『奈由ちゃん.....?なにするの......?』




奈由ちゃんがポケットからカッターを取り出したのだ。




奈由「A先輩っ、ばいばい。笑」




ザクッ




『.......っ?!』




奈由ちゃんが自分で自分の腕を傷つけた。




奈由「きゃああああっ!!」




花巻「奈由っ?!」




及川「奈由ちゃんっ!?どうしたの?!!」




岩泉「.......!!」




奈由「うっ、(泣)A先輩が、急に、カッターで私の腕を......!」




違うよ......何言ってんの?この子が自分でやったんじゃない........。




松川「はぁっ?!」




矢巾「お前っ、どこまで最低なんだよ!これは犯罪だぞ?!」




『ちがっ、違う.......私はやってない!』




パァンッ!




『いっ、』




松川「お前まじで辞めろ。無理だわ。」





「お前はもういらない」そういう目で私を睨み、皆は奈由ちゃんと一緒に去っていく。







岩泉「A........俺は信じてたのに........。」ボソッ





『え........?』





 


最後に1人残った岩泉先輩の言葉が微かに聞こえた。「信じてた」と。











































こうして私は部内で1番のキラワレモノになった。

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(プロフ) - いけさん» ありがとうございます! (2020年4月17日 21時) (レス) id: 68d462a19c (このIDを非表示/違反報告)
いけ - 更新待ってます (2020年4月17日 20時) (レス) id: a4c4a444aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年1月6日 22時

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