One Kiss (ページ6)

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変わったことページ6

だけど、下の名前を呼び捨てで呼ぶのは難しいという、私の意見を言ったら
ガヤはよくて俺は何でダメなの？とか言い出して…

太輔くんとは昔の事があるからであって…
と言えるはずもなく、悩んでいたら…

玉｢玉森さんとか、玉ちゃんとかそういう呼び方以外でいいから呼んでよ。｣

急に真剣な顔をするから…

あ｢ゆうくん…って呼んでも…いい？｣

あー、また何か言われるんだろうなと思い顔を見ると満面の笑みで…

玉｢よしっ！それで決まりね？仕事中も呼んでね？｣

また無理なお願いがとは思ったけど、また少し距離が縮まった事が私も嬉しくて、顔が緩んでしまった。

玉｢やったー！これで一つ距離が縮まったね！｣
と言い出すから彼も同じことを思ってくれてたのかと思うと、また嬉しくなった。

そして、それぞれお風呂など済ませてリビングで寛いでいると…

玉｢俺さ、今度ドラマ始まるじゃん？だからさ、ドラマの間だけ専属になってほしいんだけど。｣

これは想定外の言葉が飛んできてビックリだ。
今まで色んなことをお願いされたけど、これも頭を悩ませるお願い事だな…

あ｢でも、そうしたら他のメンバーさんのメイクなどが出来なくなりますよ？｣

玉｢あっ、また敬語に戻ってる。だよね、無理な話しだよねー。でもさ、もし誰か代わりの人が来るってなったら考えてといてよ。よし！明日も早いし、寝よーっと。ほら、行くよ！｣

相変わらずなペースで寝室へと行ってしまった。

私の他に誰か来る？今まで、誰かがドラマをやっていても私がやってたし、両立出来てた。
それで何か問題があった訳でもないし…誰かが来たらどうなるの？という不安ばかりが残り全くと言っていいほど、眠れず朝を迎えた。