One Kiss (ページ26)

今日:11 hit、昨日:14 hit、合計:14,195 hit

過去 3 ページ26

太輔くんと亮のドラマももうすぐ終わりに近づき…

藤｢もうすぐ、ドラマも終わるね。｣

あ｢そうだねー。早かったなー。まさかジャニーズの人と仲良くなるなんて思ってもなかったけど(笑)｣

藤｢ジャニーズでも普通の男ですよ(笑)｣

亮｢楽しそうに話してるな！｣

あ｢普通の世間話ですよー！｣

藤｢亮、今度横浜でコンサートがあるんだけど来れる？もし来れそうならチケット用意するけど？｣

亮｢おっ！マジ？たぶん行けるからお願いしてもいい？｣

藤｢大丈夫だよ！準備出来たらまた連絡するな！｣

あ｢いいなー！コンサート。アイドルしてる太輔くん見てみたいかも(笑)｣

藤｢バカにしてんだろ(笑)｣

あ｢してませーん(笑)｣

無事にドラマも終わり、打ち上げの時に…

亮｢A、ちょっといいか？あのさ、俺Aの事が好きなんだ。よかったら付き合って欲しい。｣

あ｢えっ…｣

亮｢すぐに返事をくれとは言わない。前向きに考えて欲しい。｣

あ｢わかった。ありがとう、伝えてくれて。｣

監督｢みんな、今回はいい作品が作れて良かったよ。これも皆のおかげだ！またこのチームで仕事がしたいと思ってるからその時が来たらまたよろしくな。｣

監督の一言にみんな拍手喝采で私も涙を堪えるのに必死だった。

あ｢HARUさん、私もっと頑張ります！｣

HARU｢急にどうしたの？(笑)感極まったの？(笑)｣

なんて言われHARUさんは笑ってたけど、今までにないHARUさんの笑顔で私はこの人みたいになりたいと思った。

私は悩んだけど、亮に返事をして亮と付き合うことに。
もちろん、この事は仲のいい太輔くんにも報告をした。そしたら、自分のことのように嬉しそうにおめでとうと言ってくれた。

いつもみたいにご飯を食べに行った帰り…

？｢亮！｣

亮｢ゆい…｣

ゆい｢久しぶり！元気にしてた？最近連絡が無いからどうしたのかと思ってたの。｣

亮｢もう終わってるだろ？俺ら。今更なんなんだよ。｣

ゆい｢そんな事言っていいの？｣

亮｢どういう事だよ。｣

ゆい｢その彼女さんの前で今までのこと話してもいいの？｣

2人の会話についていけない私。
馬鹿な私でもわかることはこの2人は付き合っていたってことだけ。そして彼女の名前は武田ゆい。職業、モデル。

亮｢この子は関係ないだろ。コイツに何かしたらただじゃおかないから。｣

こんな怒った亮の顔をみたのは初めてだった。
そして家に帰り先程の出来事を話してくれた。