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その日の昼休み。
英ちゃんと食堂で昼ごはんを食べて教室に戻ると見慣れた人が教室の前に立っていた
松「…あの、Aちゃ…真宮さんいる?」
私の名前をクラスメイトに聞く松川さんがいた。
話しかけられた数人の女子は"いません"と言うとキャッキャッと松川さんの周りを囲み、親しそうに話し始めた
国「…A顔。」
「…え?」
国「眉間にシワよってるよ怖〜い」
はいのばして、と眉間を優しく撫でられる
その撫でた手で私の頭を撫でたと思うとバンッと背中を叩かれる
「…っ?!は、は?!」
国「早く行ってきなよ
変な顔するほど嫉妬してんでしょ」
弁当もってってあげるから、と持っていた弁当を取られると教室へと向かう英ちゃん
国「松川さん、Aならそこです」
クラスメイトに囲まれる松川さんにそう言うと教室へと入る英ちゃん
心の中で英ちゃんにお礼を言うと、松川さんの方へ足を運ぶ
松「Aちゃん、急にごめんね」
「いいえ!なんでしょう?」
松「今日一緒に帰らない?」
そう言った松川さんは前の松川さんとは違って、どこか自分と似ている気がした
「…っはい!」
返事をするとよかった、と笑って"じゃあ放課後"と頭を撫でて自分の教室へと戻っていった
「…っあきらちゃん!!」
国「はぁい、良かったね」
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紗凪(プロフ) - おれんじじゅーすさん» 本当だ!!!ありがとうございます!直しました笑 (2019年11月17日 12時) (レス) id: 9be944f40a (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす - 37のとこだって彼氏いなさそうだし?ってなっちゃってますよ! (2019年11月17日 12時) (レス) id: 5dcd63110d (このIDを非表示/違反報告)
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