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殴った松川さんを見上げる及川さん
だがすぐに目を逸らした
そんな及川さんの胸ぐらを掴んで上に持ち上げる松川さん
「待って、松川さん！ダメです！！
喧嘩はダメですよ！」
すぐに止めに入るが私の声が聞こえないのか、掴んだ胸ぐらを離さない
松「お前…自分が何したかわかってんのかよ…」
及「わかってる…けど！それがまっつんになにか関係あんのかよ…ッ」
松「…ッ関係ねえけど
Aちゃんの気持ちは考えてんのかよ！」
「あの、私は大丈夫なので…っ
喧嘩はだめですよ！？」
久々に見た喧嘩。しかも私より大きい2人の声や体格。
迫力負けをして少し震えた声で止めに入る。
だがやっぱり聞こえていないようで。
2人はヒートアップをし、到底私では止められないほどになってしまった
「…っどうしよう」
あたりを見渡すが暗くて先が見えない。
もう遅い。寝ている部員も多いと思う。
それでもこの喧嘩を止めなくてはいけない。
お風呂上がりってことはまだ脱衣所にいるかもしれない。
そんな希望を持って走って向かった
バンッと開いた脱衣所。
するとそこには上裸の岩泉さんと花巻さんが仲良さげに話していた
花「エッAちゃん？！ここ男湯……ってどしたの」
岩「オイ、なに泣いてんだ
なんかあったのか？」
震えた声で"松川さんと及川さんが…"と言うと2人はすぐに脱衣所を飛び出して松川さん達の元へ向かった
ーーそのあとは正直覚えていない。
2人が何を言い合ってたかも、覚えているのは岩泉さんに優しく頭を撫でられたことくらい。
「…顔合わせづらいなぁ」
気づいたらもう外は明るくて、あまり眠れなかった
あの時私が頭を撫でなければ。
すぐに部屋に戻っていればあんなことにはならなかったのかな。
そんな後悔を心の中に持ちながら布団を頭まで被る
そのあとも眠れず、ぼーっとしている頭を無理矢理起こして練習へ参加した
あ、そういえばファーストキスだったな
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紗凪(プロフ) - おれんじじゅーすさん» 本当だ！！！ありがとうございます！直しました笑 (2019年11月17日 12時) (
レス) id: 9be944f40a (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす - 37のとこだって彼氏いなさそうだし？ってなっちゃってますよ！ (2019年11月17日 12時) (レス) id: 5dcd63110d (このIDを非表示/違反報告)
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