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「あ、松川」
松「Aちゃん嫌がってんじゃん
やめたげてよ」
「えー嫌だった?ごめんね?」
「いえ!とんでもないです!」
松「はいシッシ
あっちいってー」
松川さんが手をヒラヒラさせながらそう言うとまた来てねー!と、お姉さま方は教室の中に入っていってしまった
松「全くアイツらは…」
そう文句を言って何か用あった?と笑顔で聞いてくる
頬が少し熱くなったがブレザーを差し出して顔を隠した
松「わざわざ来てくれたの?ありがと」
「昨日はありがとうございました!」
松「んーん、今日はちゃんと着て帰るんだよ
…なんなら今日一緒に帰る?」
「えっ!?」
このあと今日一緒に帰りませんかって誘おうと思っていた
松川さんから誘われるとは思ってなかったからか、頭の中が真っ白になる
松「?おーい?」
「いっいいんですか…?」
松「俺が誘ってるんだから決めるのはAちゃんでしょー」
「一緒に帰りたいです…」
松「何泣きそうになってるの
あは、ぶさいく」
涙目の私の頬を両手で包み込んだ
そのまま少し押されてかなり不細工な顔になってるだろう
「うぇえ…」
花「あ、松が泣かせた」
松「え、マジで泣いてるじゃん」
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紗凪(プロフ) - おれんじじゅーすさん» 本当だ!!!ありがとうございます!直しました笑 (2019年11月17日 12時) (レス) id: 9be944f40a (このIDを非表示/違反報告)
おれんじじゅーす - 37のとこだって彼氏いなさそうだし?ってなっちゃってますよ! (2019年11月17日 12時) (レス) id: 5dcd63110d (このIDを非表示/違反報告)
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