お屋敷広すぎるだろ!!(切実) ページ6
彼方さんと真冬さんに買われて約一週間、このお屋敷にも慣れてきたはず...だったんだけどなぁ。
「...迷った。」
A、年齢は20歳前後、いい年した成人男性が自分の家(笑)迷いました。
しかもさー...さっきから声がするんだよねー...
ここにまふおがいるのかー とか
うるさいぞさかたー とか
聞こえるんだよね。
しかも俺が今立ってる目の前の扉の中から聞こえるんだよね。
...どうしよっかなー、開けちゃおっかなー(棒)
だけど彼方さんと真冬さんに変なものが多いから俺らがいないときはむやみに開けちゃダメって言われてるんだよねー。
このお屋敷は彼方さんのお父さん...つまり、狐の妖怪の伝統あるお屋敷らしく、妖怪のための代物が多いため、人が触ると爆発するかもしれないよと脅された初日が懐かしい
...あ、忘れてた。扉を開けるかどうかだったよね。
迷うけど、開けてもいい気がするんだよねー。
きっと真冬さんの知り合い様なんじゃないかなって思うんだよね。
...いいや、開けちゃえー!
「...あの、誰かいらっしゃるのですか?」
...二人。赤毛と、茶髪の人。
赤毛の方は魔法使いっぽい恰好をしてらっしゃる。
茶髪の方はタヌキのしっぽが生えて...え、それ生えてるの?すごく...もふもふしたい。
??「えっと、君は...」
「あ、このお屋敷の使用人?ですかね。」
??「あ、そうなの?俺たちまふおと彼方さんに用があるんだけど...」
「あの...まふおって真冬様のことですか?」
人の前だし、使用人って名乗ったし、真冬さんじゃなくて真冬様っていってみたんだけど...やっべえ違和感なかったわ←
??「うん。そうだよ。あ、俺浦田渉ね。」
茶髪の人がそう名乗った。
??「俺は坂田優!えっと君は...」
「えっと、Aと申します。このお屋敷の使用人にございます。...えっと、なんでここにいるのか質問しても?」
うら「あー...妖術が失敗しちゃって?」
「ああなるほど...災難にございましたね。」
さか「Aくん、まふおと彼方さんのところまで案内してもらっていい?」
「...あー、あの、ですね。非常に申し上げにくいのでございますが、おれ...じゃない私、まだここに来て間もなくて、迷ってるんです...」
うら「...なんか、ごめんね。」
「やめてください悲しいです」
まふ「Aーどこー?」
...あ、真冬さんの声だ。
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渉さんと優さん。→←人間、妖怪、半妖ってもう意味わかんない。
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まふらーたおる - いぇーい2019年初めてのコメントだぁー(棒) (2019年4月4日 23時) (レス) id: bf948515ff (このIDを非表示/違反報告)
風@気まぐれ - 月夜@二次元ヲタク同盟さん» 横から失礼します。誤字って、「助けろください」じゃなくて「助けてください」では?って事、ですよね…?恐らく、イライラして敬語とタメが入り混じった感じを表現するために、わざとそうされたのではないかと…。違ったらすみません。関係ないのに失礼しました (2018年9月3日 10時) (レス) id: 1549aa01d8 (このIDを非表示/違反報告)
月夜@二次元ヲタク同盟(プロフ) - 始めまして、あの…【魔法使いと化け狸】の誤字なんですが…「助けて」が「助けろ」になっていたので指摘させてもらいました、この作品とても面白いです。 (2018年7月31日 10時) (レス) id: 56b5102f12 (このIDを非表示/違反報告)
雨璃(プロフ) - 吉って大吉の次にいいらしいですね。まだ途中までしか読んでないけど面白いです!全部読んできます(*'ω') (2018年5月22日 5時) (レス) id: 2dd6cd84c5 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 爽羅兎さん» 爽羅兎様。コメ&合格おめ、ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年2月15日 20時) (レス) id: 7f272a7e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2017年11月22日 23時