【刀剣乱舞】ブラック本丸を治した新しい審神者は･･･ (ページ39)

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参拾漆話─函館戦闘─ ページ39

優依side

─少し時間を飛ばします─

優｢ん･･･｣

今いるのは審神者部屋で、私1人

体を起こし、時計を見ると、寅2つ時(約3時30分)だった

優(いい時間に起きれた)

大抵この時間に起きようと思ったら起きれるんだけど、起きれて良かった

動きやすい服に着替え、長い髪を赤い組み紐で纏める

手入れをしておいた雪白月を取る

優(よろしくお願いしますね)

そう語りかけると、チリンと音がした気がした

そして──いつもは服の中に隠しているペンダントを取り出し、先に付いている宝石を見る

お母さんがくれた物で、形見と言っていい物

宝石はその日の月の形に合わせて、黄色の部分が満ち欠けする(黄色以外は透明)

優(三日月なんだ･･･)

今は綺麗な三日月型だった

そっと服の中に戻し、部屋を出る

まだ外は暗く、光は月明かりだけ

皆様を起こさないよう静かに移動しゲートへ

優(行ってきます)

心の中で呟き、私はゲートに足を踏み入れた

着いたのは所々に木が並ぶ野原

そして、敵の気配

優｢早速ですか･･･｣

木に隠れ、様子を伺う

現れたのは、骨の蛇のような者が2体

優｢あれが時間塑行軍の･･･｣

口に短刀を咥えているから、敵の短刀という事

優｢･･･行きますか｣

木から飛び出し、片方の短刀に斬りかかる

1発で仕留められなかったものの、重症を負わせた

直ぐ様もう1体が襲いかかって来る

それをかわし、2体同時に斬り払う

ザシュッ

ほぼ真っ二つに斬られた2体が黒い靄となって消える

雪白月を振り払って鞘に収める

優｢やっぱり初歩の場所なだけあって易しいですね｣

ふぅ･･･と息をついて周りを見回すと、キラリと光る物が

其処へ行ってみると、玉鋼でした

優｢貴重な資源ゲット｣

拾った後、私は敵の本陣に向けて歩き始めました

道中で資源を拾いながら行くと、行き先で道が2つに別れてました

優｢こういう時は賽子(サイコロ)を使うって、こんのすけさんが言ってたっけ｣

コンパスと賽子を取り出して、賽子を振る

出た目は子

優｢北だね｣

私は左側の道に進んだ

暫く行くと、何だか不穏な空気がしてきた

優｢･･･ボスかな･･･｣

再び木に隠れ、様子を伺う

今度は脇差1体と短刀2体

先に速い短刀を斬ってから脇差の方がいいかな･･･

考えを纏め、攻撃を始めた

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書き方変えました

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