弐話─護身刀"雪白月"─ ページ4
優里那side
優「あっ・・・」
剣野「どうかなさいましたか?」
優「本丸へ行く前に、動きやすい服に着替えさせて頂いてもよろしいですか?」
剣野「はい。では、こちらで用意します。」
優「有り難う御座います。」
用意して頂いた服は白色のブラウスと白い膝丈のスカート、灰色のスパッツでした。
とても動きやすそうです。
優「有り難う御座います。あの、私の服は後で送って頂いてもよろしいですか?」
剣野「えぇ。勿論です。」
優「有り難う御座います。」
剣野「では、行きましょう。」
剣野「着きました。申し訳御座いませんが、私が送れるのはここまでです。本丸はもう少し歩いた左手にあります。」
優「有り難う御座います。」
車を降りると、剣野さんも降りました。
剣野「優里那様は剣術を習っていたと聞いております。こちらの刀をお持ちください。」
渡されたのは、白い鞘に入った刀。
優「これは・・・?」
剣野「"
少し刀身を出すと、綺麗な白い刀身に薄らと雪の模様が見えます。
※雪白月はオリジナルです。
優(綺麗・・・)
優「・・・有り難う御座います。」
剣野「いえ・・・では、お気を付けて。」
そう仰って剣野さんは車に乗り込み、行ってしまいました。
こん「審神者様、審神者名はどうしますか?」
優「審神者名・・・ですか?」
こん「はい。刀剣男士達は付喪神です。真名では神隠しをされかねません。」
優「解りました・・・」(審神者名・・・)
暫く考えると、1つ浮かびました。
優「・・・ゆい・・・優しいに、人偏に衣と書いて"優依"とします。」
こん「解りました。では優依様、行きましょう。」
優「はい。」
少し歩くと次第に瘴気が濃くなってきました。
そして・・・
優「此処が、本丸・・・」
黒く、暗いオーラに包まれた木造の大きな建物。
いかにも"ブラック"という感じです。
こん「優依様・・・大丈夫ですか?」
優「・・・」
何だか・・・悲しそうな、苦しそうな感じがします・・・
こん「優依様?」
優「大丈夫です。では、参りましょう。」
─神様・・・どうか私に、刀剣男士達を助ける力をお貸しください・・・
─必ず、救い出します・・・!
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華狐(プロフ) - はい。読んでくださる読者様は神様なので。 (2017年10月25日 20時) (レス) id: 0a579a2e48 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使(プロフ) - 華狐さん» 私やてw鈴木順早!それとも分かってて敬語使ってる??w (2017年10月25日 20時) (レス) id: 634692efbb (このIDを非表示/違反報告)
華狐(プロフ) - 殺戮の天使様、有り難う御座います!頑張ります! (2017年10月25日 20時) (レス) id: 0a579a2e48 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使(プロフ) - キタ━(゚∀゚)━!頑張ってね!byありさ (2017年10月25日 10時) (レス) id: 634692efbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華狐 | 作成日時:2017年10月23日 23時