【刀剣乱舞】ブラック本丸を治した新しい審神者は･･･ (ページ27)

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弐拾伍話─大広間へ─ ページ27

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優里那side

─朝─

今日もあの夢は見ませんでした。

大和守様達はまだ起きていなかったので、起こさないように布団から出る。

優(･･･あれからずっと燭台切様はご飯に霊力を入れてくださってるから、お礼の手紙でも書こうかな･･･)

離れにあった机に向かう。

紙とペンを持ち、言葉に気を付けながら書いていく。

手紙を書き終えた時、丁度お2人が起きた。

加州｢あーるじ。おはよう。何してんの？｣

大和守｢手紙？｣

優｢おはようございます。燭台切様にお礼をしたくて･･･｣

加州｢ふーん｡｣

大和守｢僕が光忠に届けて来ようか？｣

優｢助かります。お願いします｡｣

丁寧に折り畳み、大和守様に渡す。

乱｢皆おはよう！朝餉食べよ！｣

加州｢解った！｣

優｢はーい！｣

離れで朝餉を食べ、髪を縛り、服を着替える。

大和守｢じゃあ食器返す序でに渡して来るね｡｣

優｢有り難う御座います｡｣

裏庭に行き、昨日の続きで畑を耕す。

？｢｢｢･･････｣｣｣

(ちょっと時間飛ばします)

─昼─

今は大和守様や一期様達と昼餉を食べています｡

優(･･･皆様に話さないと･･･)

鳴狐｢･･････どうかした･･･？｣

皆様が私の方を見る。

優｢実は･･･今日昼餉を食べたら、大広間に行こうと思ってるんです｡｣

加州｢えっ!?｣

乱｢で、でも･･･危ないよ！｣

優｢それでも･･･傷だけでも早く治したいんです･･･｣

優(認めてもらえなくてもいい･･･ただ、傷で苦しい思いをしないように･･･)

薬研｢･･･大将は本気なんだな｡｣

一期｢ならば私は何も言いません。ただ、誰かを連れていってくださいね｡｣

優｢！･･･有り難う御座います･･･！｣

狐｢ですが、誰が付いて行くのです？｣

加州｢俺！俺が行く！｣

乱｢ボクが行くよ！｣

･･･何だか、論争が始まってしまいました･･･

薬研｢･･･大将は誰に来てもらいたいんだ？｣

優｢え、えっと･･･｣(どうしよう･･･)

皆様がじっと此方を見てる。

優｢･･･や、薬研様･･･お願い出来ますか？｣

他の方々がガクッ･･･ってなってしまった･･･

薬研｢了解だ｡｣

その後、私と薬研様で大広間に向かいました。

─皆様の傷を、ちゃんと癒さなきゃ･･･