【刀剣乱舞】ブラック本丸を治した新しい審神者は･･･ (ページ26)

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弐拾肆話─裏庭の畑─ ページ26

優里那side

─翌日の朝─

優｢･･･ん･･･｣

陽射しで目が覚める。

優(今日はあの夢、見なかったな･･･)

隣を見ると、乱様が気持ち良さそうに眠っていた。

優(･･･可愛い･･･)

少し弄りたくなってほっぺをつつく。

優(柔らかいなぁ･･･)(ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

優依→(*´-`)σ)-｡-)zzz←乱

乱｢･･･ぅ～ん･･･｣

優(起きちゃったかな･･･？)

乱｢あるじさん･･･？｣

優｢おはようございます。乱様｡｣

乱｢おあよう～｡｣(´Ο⊂)‥(ｺｼｺｼ

優(･･･可愛い･･･！)

一期｢主殿、乱、朝ですよ･･･おや、起きていらしたのですな｡｣

優｢おはようございます。一期様｡｣

乱｢いち兄おはよう！｣

一期｢おはようございます。朝餉を食べましょう｡｣

乱｢うん！｣

優｢乱様、可愛かった･･･｣(ﾎﾞｿｯ

朝餉を食べ終えた私は庭に降りて、途中だった草むしりを始めた。

表は大体終わっていたので、残りが終わったら裏に行くと決めた。

お昼より前に表の庭が終わり、裏庭に行く事が出来た。

優(あっ畑･･･)

しかし、その畑は荒れており、作物が生えている感じはしない。

優(畑も耕さないと･･･)

裏庭の草もお昼過ぎにむしり終わり、近くにあった鍬(くわ)で耕す。

優(うぅ･･･土が硬い･･･)

使われていなかったからか、土が結構硬かった｡

その為、耕すのも一苦労です･･･

優｢ふぅ･･･｣

同じ所を何度も何度も耕して柔らかくしていく｡

結構体にくるなぁ･･･

薬研｢ん？大将、何やってんだ？｣

優｢あ、薬研様。畑を耕していたんです｡｣

薬研｢へぇ。大丈夫か？｣

優｢はい。薬研様はどうされました？｣

薬研｢俺っちは薬草を取りに来たんだ｡｣

優｢そうですか。お気を付けて｡｣

薬研｢あぁ。少しやろうか？｣

優｢え？いや、いいですよ？大丈夫です｡｣

薬研｢ちょっと貸してくれ｡｣

優｢は、はい･･･｣

鍬を渡すと、薬研様は勢い良く振り下ろした。

優｢凄い･･･｣

薬研｢こんな感じか？｣

優｢あ、えっと、そうです。でもいいですよ、私がやりますので｡｣

薬研｢1人でやろうとしないで、少しは俺っち達にも頼ってくれよ大将。怪我もしてるんだしさ｡｣

正直、力を入れる時に少し痛かった。

優｢じゃあ･･･お願いします｡｣

そして、夜迄耕し続け、夕餉を食べ、布団を敷いて、今夜は沖田組の2人と寝ました。

──今日も、本丸からひっそりと優依を見ていた人達がいたそう･･･──