壱話─説明─ ページ3
優里那side
時の政府の剣野さんという方に連れられ、今は車で移動しています。
母様から頂いた龍笛を握り締めながら。
剣野「もうすぐ着きます。」
優「はい・・・」
着いたのは、とても大きな建物でした。
剣野「ここが時の政府の本部です。優里那様、こちらへ。」
優「あっ、はい!」
驚いて見とれてしまっていた為、呼び掛けに応えるのが遅れてしまいました。
通された部屋には、机と椅子が2つ。
剣野「どうぞお掛けください。」
優「はい。失礼します。」
剣野「では改めまして、審神者の事は引き受けてくださったという事でよろしいですか?」
優「はい。」
剣野「有り難う御座います。では、貴女様の助けとなる式神を紹介します。」
ポンッ
こんのすけ(こん)「初めまして。こんのすけと申します。審神者様、よろしくお願い致します!」
優「はい。こちらこそ、よろしくお願い致します。」(可愛い狐さんです・・・!)
実は私は、狐が好きなのです・・・!
剣野「では、優里那様に行って頂く本丸について説明します。その本丸には前任がいるのですが行って頂きます。」
優「それは・・・私が行っても大丈夫なのですか?」
剣野「はい。そこは審神者による手入れ等がされず、『ブラック本丸』となっているのです。」
優「『ブラック本丸』とは?」
こん「審神者による手入れがされず、荒れてしまった本丸のことです。」
剣野「その通りです。刀剣男士達は言霊によって操られたり、折れてしまったりしています・・・」
優「そ、そんな・・・!」
剣野「政府の管理の不届きが原因でもあります・・・大変申し訳ないのですが、優里那様に、その本丸の新しい審神者になって頂き、刀剣男士達を救って頂きたい。」
優「はい・・・!それは勿論です・・・・・・前任の審神者様はどうすれば良いのでしょうか?」
剣野「優里那様にお任せします。ただ、もし・・・するのであれば身元が分かるようにお願いします。」
優「解りました。」
剣野「何か解らない事があれば、こんのすけに聞いてください。何かご質問はありますか?」
優「いえ、大丈夫です。」
剣野「そうですか。では、早速ですが、本丸に向かいましょう。」
優「はい。こんのすけさん、こちらへどうぞ。」
こん「有り難う御座います!」
こんのすけさんを抱き、剣野さんに付いて行きます。
こんのすけさん、とってももふもふです・・・!
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華狐(プロフ) - はい。読んでくださる読者様は神様なので。 (2017年10月25日 20時) (レス) id: 0a579a2e48 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使(プロフ) - 華狐さん» 私やてw鈴木順早!それとも分かってて敬語使ってる??w (2017年10月25日 20時) (レス) id: 634692efbb (このIDを非表示/違反報告)
華狐(プロフ) - 殺戮の天使様、有り難う御座います!頑張ります! (2017年10月25日 20時) (レス) id: 0a579a2e48 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使(プロフ) - キタ━(゚∀゚)━!頑張ってね!byありさ (2017年10月25日 10時) (レス) id: 634692efbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華狐 | 作成日時:2017年10月23日 23時