プロローグ ページ1
─とある神社─
神主「優里那〜お客さんだよ。戻っておいで!」
優里那(優)「はい!只今!」
箒を持ち、白銀色の髪をなびかせながら走って来る幼い少女。
優「お待たせ致しました。ご用件は何でございましょう?」
剣野「初めまして、私は時の政府の役人、
優「はい、そうですが・・・」
剣野「この度は貴女様にお願いがあって来ました。」
優「お願い・・・とは、何でございましょう?」
剣野「とある本丸の『審神者』をして頂きたいのです。」
優「『審神者』・・・とは、何でございましょう?」
剣野「『刀剣男士』の主であり、『歴史修正主義者』達から歴史を守る者のことです。」
優「『刀剣男士』というのは刀の付喪神様のこと・・・という事は分かりますが、『歴史修正主義者』とは・・・?」
剣野「歴史を変えようとする者達のことです。優里那様にはとある本丸に行って頂き、そこの刀剣男士達を救って頂きたいのです。」
優「私が・・・」
神主「確かに優里那の霊力・神気は澄んでいますが、幼い娘にそれは・・・優「父様!」優里那・・・」
優「父様、私にやらせてください。こんな私でも救えるのでしたら救いたいのです!」
真剣な眼差しで神主を見つめる少女。
神主「・・・優里那がそこまで言うのなら・・・よろしい、許しましょう。」
優「父様・・・!有り難う御座います!」
剣野「こちらとしても有り難い限りです。では、優里那様、こちらに。」
優「あっ、すみません、少々待って頂いてもよろしいですか?」
剣野「えぇ。勿論です。」
優「父様、母様。今まで私を育ててくださり、有り難う御座いました。」
神主「礼を言われる程の事じゃないよ・・・無理はしないでおくれ。」
神主母「気を付けてね。元気でいるんだよ・・・お守りとして、これを持っていきなさい。」
少女に龍笛を渡す神主母。
優「はい・・・父様と母様もお元気で・・・」
優「お待たせ致しました。」
剣野「いえ、では、参りましょう。」
優「はい。」
105人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華狐(プロフ) - はい。読んでくださる読者様は神様なので。 (2017年10月25日 20時) (レス) id: 0a579a2e48 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使(プロフ) - 華狐さん» 私やてw鈴木順早!それとも分かってて敬語使ってる??w (2017年10月25日 20時) (レス) id: 634692efbb (このIDを非表示/違反報告)
華狐(プロフ) - 殺戮の天使様、有り難う御座います!頑張ります! (2017年10月25日 20時) (レス) id: 0a579a2e48 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使(プロフ) - キタ━(゚∀゚)━!頑張ってね!byありさ (2017年10月25日 10時) (レス) id: 634692efbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:華狐 | 作成日時:2017年10月23日 23時