風使いとバレー部【文豪ストレイドッグス】【ハイキュー！！】 (ページ4)

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Aside

屋上にて･･･

『取り敢えず、どんな感じか聞けそうな奴を一人見つけたよ。そっちはどうだい？』

中「其れ処じゃ無いよ･･･。」

『まぁ、そうだろうねぇ。
目立たない様にした変装が裏目に出やがった。』

でも･･･、それを使えば情報収集楽なんじゃないかい？

『アンタそれで女共から情報聞きなよ。
その方が楽だ。』

中「僕を犠牲にするの！？」

『ハッハッハ！予定より早く出来たら茶漬けでも奢ってやんよ。頑張んな。』

中「うぐっ･･･。」

茶漬けに反応し、葛藤する敦。
答えは茶漬け一択だろ･･･。

中「･･･僕が大変そうだったら助けてよ！」

『ハイハイ。』

もう直ぐ休み時間が終わる。そろそろ戻らなくちゃいけないねぇ。

『んじゃ、また昼休みにそっち行くよ。』

中「あ、うん。」

私は屋上を後にした。

カタン

私が席に座ると、集まる視線。
転校生ったって最初は話し掛けてくる奴なんざいない。
まぁ、その方が楽なんだがねぇ。

「転校生どの子？」

「ほら、あの黒髪の子。」

「美人！」

「なんか暗そうじゃない？」

教室の外からそんな声が聞こえる。私はそれを尻目に窓の方を向いて、目を閉じた。