第百八十七夜 変わった ページ32
〜ユユside〜
私は、シンドバッド様の部屋に向かっていた。
途中で、何故か顔を赤くさせた紅玉様とすれ違いましたが。
私は、シンドバッド様の部屋の近くにいる兵に声をかけました。
流石に無断で入るのはシンドバッド様にご迷惑がかかってしまいますから。
貴「・・・・シンドバッド様に御用がありま
す」
「・・・・入れ」
兵の方はぶっきらぼうに言った。
私は、極力気配を薄くしながらシンドバッド様の元へ近付いた。
シンドバッド様は、何やら椅子に座り、考えているようだった。
貴「・・・・シンドバッド様」
シン「！ユユか。ビックリさせないでくれ・・・・！」
貴「そのつもりは毛頭なかったのですが」
私は言った。
シン「それで、なにか用か？」
貴「ラリ様がアラジン様たちのお出迎えに行きたいと。それに私も着いてきてほしいとおっしゃっていました」
シン「そうか、いいぞ」
貴「・・・・はい」
私は短く返事をした。
シン「・・・・ユユ」
貴「はい」
シン「変わったな」
そう言ってシンドバッド様は笑った。
・・・・言っている意味がよく分かりません。
貴「変わった・・・・ですか」
シン「ああ。少なくとも、前よりな」
シンドバッド様はまた笑った。
シン「まあ気にしないでくれ。こっちの話だ」
貴「分かりました」
私は、シンドバッド様に一礼し、部屋を出た。
シンドバッド様は、何を言いたかったのでしょうか。
私は一つも変わっていませんよ。
変わったとしても、どこがでしょうか。
私には、分かりません。
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厨二乙(プロフ) - 樹里さん» ありがとうございます！ (2015年9月18日 17時) (
レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
樹里 - いきなり急展開！続きがすっっごく楽しみです。更新頑張って下さい！ (2015年9月18日 16時) (レス) id: 56ab2a3139 (このIDを非表示/違反報告)
厨二乙(プロフ) - 凛太さん» それは良かったです！これからも夢主の成長を見守ってあげてください！ (2015年9月16日 21時) (レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
凛太(プロフ) - 厨二乙さん» 夢主可愛い。孫の成長見てるみたいになってきた (2015年9月16日 20時) (レス) id: d4c30edee2 (このIDを非表示/違反報告)
厨二乙(プロフ) - 凛太さん» 落ち着いてくださああい！ (2015年9月16日 20時) (レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
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