冷淡政務官の大嫌いな人は緑色の政務官でした (ページ30)

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第百八十六・五夜番外編【冷淡政務官チビ計画】4 ページ30

～ユユside～

『外の世界は危ない』って友達が言ってたけど、全然そうじゃないんだ！

太陽があって、海があって、空があって、自然があって、人もたくさん！

外の世界はいいなぁ、私のいた所には無かったものばかり。

でも、友達と一緒だったから大丈夫だったけどね。

ちなみに、今はジャーファルのお兄さんと本を読んでいるんだよ！

ジャーファルのお兄さんはとっても優しくて、なんだかお母さんみたい！

・・・・でも、なんで私ここにいるんだろう？

まあ、いっか！楽しいし。

ジャーファルのお兄さんと本を読んでいると、シンドバッドのおじさんたちがやって来たんだー。

シン「やあ、ジャーファルとユユ"ちゃん"」

貴「あ、シンドバッドのおじさんだ」

私は、ジャーファルのお兄さんから離れ、シンドバッドのおじさんに近付いた。

近くには、マスルールのお兄さんやレイラのお姉さんや黄香のお姉さんもいる。

『八人将』っていう人たちや、アラジンのお兄さんもいる。

ジャ「シン、来ていたんですか」

シン「ああ。随分と仲が良さそうじゃないか？大きいのとは険悪なくせになぁ」

・・・・？大きい？

ってことは、大人の私？

うーん・・・・よく分かんないや。

レ「お兄様、それは・・・・」

シン「あ、ああ！す、すまない」

貴「・・・・？」

気にしちゃダメ・・・・なのかな？

・・・・・うーん。

「あ、シンドバッドのおじさん！遊んで」

なんの話しかは分からないけど、気にしない方がいいのかな？

とりあえず、今は遊んでもらおう！！

シン「おお！そうか！」

ジャ「ちょっ、シン！貴方にはまだ仕事が・・・・」

シン「少しぐらいいいだろう？たまには」

ジャ「少しぐらいはって、アンタいつも酒を飲んだりしてしていないでしょう！？」

シン「ユユちゃんは俺と遊びたいよなー？」

貴「うん！」

シンドバッドのおじさんは不思議な力を持ってて、優しいから大好き！

将来、こういう人に付いていきたいなぁ。

まあまだ子供だし、無理かな？

貴「でも、私皆と遊びたいな！」

私は、皆を見渡すように言った。

・・・・・・

将来、かぁ・・・・・