第百六十三夜 怪しい ページ3
放たれた鏢はシンドバッドの元へ行った。
しかし、ジャーファルの手によって弾かれてしまった。
素早く鏢を自分の手に戻す。
鏢は意外と重いので操作するのが疲れる。
知らず知らずの内に私は肩で呼吸をしていた。
次の攻撃を仕掛けようとした瞬間、私の視界はグルンと回った。
勢いで私は地面に倒れる。
背中を思いっきり強打する。
私は倒した犯人を見た。
ジャ「捕まえましたよ」
そう言って、私を睨み付けた。
貴「お前・・・・」
ジャーファルだった。
ジャーファルは私の上に乗り、首元に鏢を当てている。
貴「離してください」
ジャ「離すわけがないでしょう？貴方にはしっかりとお話を聞きたいですね、
イリアさん？」
ジャーファルが少し微笑んで言った。
貴「おや、バレていましたか」
ジャ「怪しいんですよ、最初から。王宮に泊めて貰わない代わりに王宮の案内など・・・・王の部屋はどうせシンが教えたんでしょう」
ジャーファルは横目でシンドバッドを見た。
私もそれに続きシンドバッドを見た。
シンドバッドは手を合わせて口パクで「その件は本当にすまなかった！」と言っていた。
私は深くため息をついた。
じゃあ、もう気付いていたんですね。
私が『イリア』だってことを。
名前は違いますが。
まあ、怪しいですよね。
どう見たって。
でもまず、この状況をどうにかしないといけませんね。
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厨二乙(プロフ) - 樹里さん» ありがとうございます！ (2015年9月18日 17時) (
レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
樹里 - いきなり急展開！続きがすっっごく楽しみです。更新頑張って下さい！ (2015年9月18日 16時) (レス) id: 56ab2a3139 (このIDを非表示/違反報告)
厨二乙(プロフ) - 凛太さん» それは良かったです！これからも夢主の成長を見守ってあげてください！ (2015年9月16日 21時) (レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
凛太(プロフ) - 厨二乙さん» 夢主可愛い。孫の成長見てるみたいになってきた (2015年9月16日 20時) (レス) id: d4c30edee2 (このIDを非表示/違反報告)
厨二乙(プロフ) - 凛太さん» 落ち着いてくださああい！ (2015年9月16日 20時) (レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
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