第百七十七夜 揺れ ページ17
〜ラリside〜
サ「レイラ！！」
私が床に座り込んでいるとサーリエさんが扉を思いっきり開けてやって来た。
レ「あらサーリエ。どうしたの？」
レイラさんは先程と違って柔らかい表情をしていたような気がした。
サ「今ヤムライハって奴から連絡が入ったらしいぜ」
レ「・・・・ヤムライハから？
って、どこでそんな情報盗んできたのよ」
サ「盗み聞きに決まってんだろ」
レ「サーリエ、貴方ねぇ・・・・
で、何て言ってたのかしら？」
サ「アラジンたちを無事保護したってよ」
レ「そう・・・・良かったじゃない」
レイラさんがチラッと私を見ながら言った。
私は「そうだね」と短く返した。
サーリエさんは用件を伝えたはずだが、まだ何だかウキウキしているように見える。
黄「サーリエ、どうしたの？なんだかウキウキしてるけど」
サ「ヘヘヘ・・・・それがさぁ・・・・」
サーリエさんが照れ臭そうに笑った。
次の瞬間。
突然大きな揺れが私たちを襲った。
一体何！？
私たちはその揺れの正体を確かめるために外に出た。
そこには薄い結界に大きな穴が空いているのが見えた。
レ「あらら。ヤムライハの結界が・・・・
・・・・・あ。
・・・・・ふぅん、成る程ね。だからサーリエがウキウキしているワケよ」
レイラさんが納得したかのように頷いた。
少し口元が笑っている？
黄香さんは苦笑いしてるし、サーリエさんはプルプル震えて・・・・え？震えて？
サ「・・・・・・あ！
ジュダルゥゥゥゥゥゥ！！！！」
サーリエさんが勢いよく走り出した。
ラリ「サーリエさん！？」
私は叫んだ。
レ「・・・・もう、めんどくさいわね。走るわよ！」
黄「はーい」
そう言ってレイラさんと黄香さんは走っていった。
・・・・・・
ジュダル・・・・さん？って誰。
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厨二乙(プロフ) - 樹里さん» ありがとうございます！ (2015年9月18日 17時) (
レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
樹里 - いきなり急展開！続きがすっっごく楽しみです。更新頑張って下さい！ (2015年9月18日 16時) (レス) id: 56ab2a3139 (このIDを非表示/違反報告)
厨二乙(プロフ) - 凛太さん» それは良かったです！これからも夢主の成長を見守ってあげてください！ (2015年9月16日 21時) (レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
凛太(プロフ) - 厨二乙さん» 夢主可愛い。孫の成長見てるみたいになってきた (2015年9月16日 20時) (レス) id: d4c30edee2 (このIDを非表示/違反報告)
厨二乙(プロフ) - 凛太さん» 落ち着いてくださああい！ (2015年9月16日 20時) (レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
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