永遠の花園【ツイステ】 (ページ40)

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40輪目ページ40

声の方に目を向けるとリドルと目の前のジェイドによく似た生徒が歩いてきている。

「あらリドル！！」

「あ、やぁ。この前はどうも。」

「こちらこそ！ところでそちらは...」

「何何？金魚ちゃんのところの子？何歳？？ねぇねぇ」

「ああもう！！うるさいのだよフロイド！！いい加減離れてくれないか！」

「はいはい、リドルさん、うちのフロイドがご迷惑を...」

「全く...寮長たるもの、寮生の管理はしっかりとして欲しいものだね！！」

顔を真っ赤にしたリドルがプンスカとラベンダー色の髪の生徒に声を掛ける

「あなた寮長なの？」

「おや、ご存知ありませんでしたか。私、オクタヴィネル寮の寮長をしております、アズール・アーシェングロッドです。」

以後お見知り置きを、そう付け加えて紳士的にお辞儀をする彼。

「アズールは俺よりも性格が悪いからな、忠告しておいてやろう」

と、私が学年で一番性格が悪い、とレッテルを貼り付けておいたバイパーが
私の心を知ってか忠告してきた。

「ご忠告ありがとう、私はサバナクローのA・タングルドよ、よろしく。」

「サバナクローでしたか。寮長にはお世話になっております。」

「レオナに？何かしたの？」

「いえ...こちらの話ですよ」

「俺はフロイドっていうんだ！よろしくね、イソギンチャクちゃん？」

「なぜ私がイソギンチャクなの？」

「だって、髪の色それ本当の色じゃないでしょ～」

事情を知るシルバー、バイパー、ラギーに衝撃が走る。

カリムは何もわかっていな何もわかっていない

「あら、どうしてわかるの？」

あくまでなんともないように答える

「ええ～なんとなく～～～」

「そう、野生の感が鋭いのね、サバナクローにくる？」

「えー意味わかんねーし、行かねーし。」

「そうっすよAさん、フロイドくんがきたらジェイドくんまでついてきちゃうじゃないスか」

「もしかして2人は双子なの？」

「もしかしなくても双子だ。」

「しかも三人は人魚なんだぜ！！」

「へぇ、そうなの。」

「モストロラウンジというカフェも経営しています。これ、割引券です、同学年のよしみですし、

もし何か相談、があればお越しください。」

ニコニコと張り付いた笑顔で言うアズール。