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メイドは親切に彼女の背中を軽く押しながらささっと風呂場に戻し服の着方と服の名前を教えて貰った。
無事服を着た少女は部屋に戻り、そのままやる事もないので就寝した。
次の日。
em｢これが昨日の言った物です。これはこれで＿＿｣
エーミールが実物を彼女に見せて説明をしている。
後は他人との接し方、年上は敬語等も使ったりしたりする事、等。読み書きも教え、童話等も少女に見せた。
em｢覚えが早いですね｣
『ありがとう……ございます、？』
em｢そうですね。敬語はそんな感じです。｣
休憩を挟みながらある程度一般的なものを教えて貰った。
3時間程勉強した所で、エーミールは時間がきて、お互い御礼を言いエーミールは部屋から出ていった。
『……』
エーミールが去っていき、部屋で1人になった少女は、机を見渡して男が置いていった童話の絵本と文字を覚える為の本を見つめる。
童話は一つだけエーミールに読んで貰った。
エーミールが読んだのは白豚姫という物語り。
もう1つ此処に置いていった絵本は、14人の主役という物語り。
少女は覚えたての知識で本を手に取り読んだ。
絵本は、14人の男達が城で仲良く住んでいるシーンから始まった。
男達は長いテーブルに全員座りながら仲良く喋っていた。
言い争ったり間抜けな話をしたり馬鹿をしたりと、毎日楽しい日々。
だがしかし、ある1人の男が城からいなくなった。
悲しさはあったが、その時はポジティブに、またきっと会える、と皆思って突き進んだ。
すると、また1人の男がいなくなった。
その時も、また、きっと話せる、そう信じて時を過ごした。
それから又ある日、1人。
段々、心配になっていった。だが、大丈夫、そう思い、見送った。
また、1人。
男は城から移住するだけで、顔は出しに来ると、そう言った。だが、他のみんなは、本当に彼は戻ってくるのか、物凄く心配になっていった。だが、男は帰って来た。城に物凄く偶に顔を出し、主に手紙を渡してくれた。他のみんなはそれを見て安心した。
けれど、またある日、1人。
その男はリーダー格の様な存在だった。そんな彼が、城から出て行った。いつもはみんな、苦い顔をしながら渋々見送り、引き留めなかった。だが、今回ばかりは違った。
ある1人の男が、彼を止めた。
｢なんで、｣
彼もまた、必ず戻るとそう言う。
だが3人いなくなり、その内の1人しか帰って来なかった事から、その男は信じきれなかった。
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きもんぬ(プロフ) - さむちゃさん» ( ˇωˇ ) (8月26日 20時) (
レス) id: 6c30ee2af2 (このIDを非表示/違反報告)
きもんぬ(プロフ) - わっふる。さん» (、._. )、 (8月26日 20時) (レス) id: 6c30ee2af2 (このIDを非表示/違反報告)
わっふる。 - あの…！これ「いちよ」じゃなくて「いちおう」では、ないでしょうか…？あと！！とても面白くってページを読み進める手が止まりません！！ (8月19日 2時) (レス) @page30 id: b75de8ffb1 (このIDを非表示/違反報告)
さむちゃ - 続き気になるので更新お願いします！ (7月24日 15時) (レス) @page36 id: 86013b2a9f (このIDを非表示/違反報告)
黒輝 雷音⚡ - 夢主ちゃん強くないですか！？え、普通に考えて容姿端麗･運動神経抜群･記憶力も良い=頭いい、▷▶才色兼備。…ちょっっっっっっっっっっと夢主ちゃん。体と頭…交換しない？(怖ｉ(((ごめん(即答) (2022年6月19日 23時) (レス) @page37 id: a7e2765b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きもんぬ x他1人 | 作成日時：2022年1月21日 18時
