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｢ならあの2人も連れてきた方がいいか？｣
｢……はーい？
あ、帰ってきたんだ。意外と早いな、って、え？女の子？何で……？｣
｢実はな、俺等が行ったその国で……例の問題の謎解きに機密書類貰って……その例の子がこの子と、もう亡くなったちゃったんやけど、他の人達で……｣
｢OK把握。じゃあそこのベッドに寝かせといてくれる？後は診とく。
先はこの子だけどいい？その後＿＿＿達で｣
｢了解っす｣
椅子から立ち上がった白衣を着た男は、女に近付き治療を始めた。
｢起きたら報告宜しく。グルッペンに｣
｢分かってるって〜｣
｢失礼しましたー｣
｢失礼しました｣
そう言い3人の男達は医務室から出ていき、この場には男と寝ている女だけになった。
・
｢……この首元……
数字がある｣
男は彼女の細い首をほんの少しだけ触った。
・
『＿＿＿』
明るい。眩しい。
彼女が目を覚まして思ったのはそれだった。
目をパチパチとさせ、薄らと目を開けている彼女を見た白衣を着た男は、彼女に何かを話しかける。それから耳元に何やら手を当て喋り、何処かに一瞬行き、戻ってくるとその手にはカルテとペンを持っていた。
069が目を覚まし、完全に意識が戻ると、ベッドに背に背中をかけ白衣の男をゆっくりと見上げた。
｢俺の言葉、分かる？｣
『…………』
069は又目をパチパチさせ、ゆっくりと頷いた。
？｢良かった……じゃあ、今痛い所はある？いちよ手当とかしたんだけど｣
そう聞かれると、彼女は長い髪を少し揺らして左足の膝を指さした。
？｢分かった。質問が終わったら見ておくね。他にはある？｣
男は慣れた手つきでカルテに何かを記入していき、彼女の方を再び見る。彼女はゆっくりと頭を横に振る。
sn｢OK。……じゃあ、忘れてたけど自己紹介するね。俺の名前はしんぺい神。ペ神とかしんぺいとか呼んで｣
069は頭を縦に振る。
sn｢此処は君がいた国から離れた我々国ったいう国だよ。
此処はその国の城。幹部っていう階級の人や一般兵がいる場所。そして此処は医務室｣
彼女の顔は相変わらず何も考えていない無表情。
sn｢君の名前は？｣
そう聞かれ、彼女は目を伏せた。
sn｢もしかして、ないの？｣
そう言われ、彼女は良く考える。
それから、あの看守がよく言っていた番号を思い出した。
そして首の番号を指さした。
sn｢……069？｣
sn｢……069？｣
彼女は頷く。
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きもんぬ(プロフ) - さむちゃさん» ( ˇωˇ ) (8月26日 20時) (
レス) id: 6c30ee2af2 (このIDを非表示/違反報告)
きもんぬ(プロフ) - わっふる。さん» (、._. )、 (8月26日 20時) (レス) id: 6c30ee2af2 (このIDを非表示/違反報告)
わっふる。 - あの…！これ「いちよ」じゃなくて「いちおう」では、ないでしょうか…？あと！！とても面白くってページを読み進める手が止まりません！！ (8月19日 2時) (レス) @page30 id: b75de8ffb1 (このIDを非表示/違反報告)
さむちゃ - 続き気になるので更新お願いします！ (7月24日 15時) (レス) @page36 id: 86013b2a9f (このIDを非表示/違反報告)
黒輝 雷音⚡ - 夢主ちゃん強くないですか！？え、普通に考えて容姿端麗･運動神経抜群･記憶力も良い=頭いい、▷▶才色兼備。…ちょっっっっっっっっっっと夢主ちゃん。体と頭…交換しない？(怖ｉ(((ごめん(即答) (2022年6月19日 23時) (レス) @page37 id: a7e2765b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きもんぬ x他1人 | 作成日時：2022年1月21日 18時
