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数学。教科の中で一番平凡なのは、これかも知れない
何と言っても、ウィリアム先生が担当の教科。
少し口うるさいけど、安全だし、授業も分かりやすいし
何より、皆怖がって静かだ。
キッチリとシワがないスーツに、
垂れそうに無い、目と髪。
足は長くて、モデル体型。
あぁ、そういえば…四人の先生も、スタイル良いんだよな〜
クルクルとペンを指先で事細かく動かしながら、
ウィリアム先生を眺めて、思う。
すると、先生と目線が重なって…
「Aさん。この問題を解いてくれますか？」
鋭く伸びた目線で、私を強制的に立たした。
うわっ…ヤバッ。分かんない…
話しを聞いてなかったから、
でも、黒板の公式とあわせて…
「あっ…さんじゅう……ぃです。」
「聞こえません。」
「あぁ！！32です！！」
先生の圧力で、思わず大声を出してしまった。
〜ッ！恥ずかしいぃ…
廊下をこだまするのが、分かる。
ウィリアム先生が指示する前に、恥ずかしさで座ってしまい、
クスクスと笑われる。
私は、声から背を向くように、うつ向いて
カァ〜と顔が赤くなった。
また、クスクスと笑われる。
「Aさん。あってますよ。…それと…
皆さん…？うるさいですね。…刈りますよ？」
数学の教科書を、片手で持ち、ウィリアム先生は
静かにそう言った。
一斉に凍る、皆の背筋。
先生が注意をすると、ピタリと時が止まったのかのように、
笑い声が消えた。
先生、ありがとうございます！！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ピーッとホイッスルがグランドを駆け巡った。
ボールをつついていた、手をやめ
ホイッスルがなった方へ、ボールを持ち、急いで
走り、向かう、
「ボールには馴れたか？。次は合同練習だ。」
体育の時間は男女混合のサッカーの試合、
保体のロナルド先生が、担当で、面倒見が良いのだが…
「先生〜、分かんない！！教えてぇ〜」
「ん〜？いいぞ。」
ロナルド先生ファンかも、知れない女子が
サッカーボールを両手で持ち、キュルンと口角を曲げて
先生のもとへ、駆けつける。
先生は、サッカーのコツを教えてあげながら、
ウインクをしまくる。
そう、行動すべてがチャラい。
なんにでも対応して、チャラく終わらせてしまう先生。
女子はカッコいい〜と黄色い歓声をあげているのだが、
正直、チャラい。
職務態度として、どうなのか…
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YUEMIN - 鈴さん» ありがとうございます。感謝してもしきれない程の感謝と嬉しさです！これからも、応援ともにご愛読よろしくお願いします！ (2017年9月1日 22時) (
レス) id: 1af2bac581 (このIDを非表示/違反報告)
MERORON - 鈴さん» ありがとうございます！！そんなに言ってくれて、嬉しいです！感激です！これからもご愛読お願いします！！ (2017年9月1日 21時) (レス) id: cf5e456a06 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 黒執事の学園的なもの、見て見たかったんです！死神が教師！面白いです！頑張って下さい！！ (2017年9月1日 21時) (レス) id: 42bf7e3626 (このIDを非表示/違反報告)
MERORON - あぁああああ！！私も死んだら死神派遣協会に入りたいよおおおお！！ロナルドぉおお！総務課に入るんで、合コン誘って♪【つぶやき】 (2017年9月1日 21時) (レス) id: cf5e456a06 (このIDを非表示/違反報告)
YUEMIN - あーちゃんさん» 見てくださってありがとうございます。ＭＥＲＯＲＯＮとも喜びました♪ これからも応援宜しくお願いします (2017年8月28日 22時) (レス) id: 1af2bac581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MERORON ×YUEMIN | 作成日時：2017年8月21日 15時
