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「先生！！火がぁッ火がぁッ」
「あっ、ホントだ…！！赤色だな〜」
「先生ッ！！田中くんに！！火が移りました！,」
「んん〜？そんな事より、火の色の変わりをスケッチしなさい。」
「そんな事！？」
そこそこ、楽しいと思ってきた学校生活。
だけど、今日は理科の実験をする事になっていて
エリック先生が、火を変な所につけてしまい
ボウッと燃え上がる、実験机。
それに、パラパラと物質を投げ入れ、炎が変色するのを
説明するエリック先生。
先生は、田中くんの頭が炎上するのをケラケラと笑いこかし
バケツ一杯の水を、田中くんへ豪快に投げた。
「おー！！たぁなかぁ〜ッ。保険室言ってロナルドに手当てして貰え」
誰か付き添いに行けーッと言って、そこら辺にいた女子を指差した。
指差された女子は、ヤッター！と声をあげて、田中くんを引っ張って行く。
ロナルド先生が好きなのだろうか？
「あれは、傑作。ククッ…」
まぁ、田中くんの頭は破裂してアフロになってたし
誰でも、笑うけど…
この先生の教え方、凄く怖い！！
てか、さっきの田中くんへのイジメでしょ！！
ケラケラ笑っている、クラスメイトを見渡して
少し、腹が立つ。
机は丸焦げ。床は水びだし。安全に実験が出来ないこの教師。
その事について、誰も不満や疑問を持たないなんて
やっぱり、この学校はおかしい。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「アラン先生〜。教えて〜」
田中くんが手を挙げて、教科書を広げている、アラン先生を
呼び止めた。
アラン先生は、何？と言って優しい口調で、田中くんに近寄る。
田中くんに丁寧に教えて上げると、
次々と手がババッと上がる。
先生は、急いでグルグルと教室中周り
皆の面倒をみる。
「ここは、こうですね。あっ、公式は分かりますか？
分からない？では、特別に先生特製の問題集をあげますね。
えっ！？嫌だ？では、先生が家庭教師の代わりとして
お宅にお邪魔させて貰いますね。居残りだと、親御さんに心配かけますし
安全なお宅が良いですよね？ 」
「いや、別にそこまで…」
「週三回の家庭教師の代わりとして、来るとスケジュールが…」
「あっあああ、理解しましたから！完璧です！！」
「本当ですか？それはよかったです。」
そんな会話を、鉛筆を走らせながら、聴く。
アラン先生は、とても生徒思い過ぎる。
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YUEMIN - 鈴さん» ありがとうございます。感謝してもしきれない程の感謝と嬉しさです！これからも、応援ともにご愛読よろしくお願いします！ (2017年9月1日 22時) (
レス) id: 1af2bac581 (このIDを非表示/違反報告)
MERORON - 鈴さん» ありがとうございます！！そんなに言ってくれて、嬉しいです！感激です！これからもご愛読お願いします！！ (2017年9月1日 21時) (レス) id: cf5e456a06 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 黒執事の学園的なもの、見て見たかったんです！死神が教師！面白いです！頑張って下さい！！ (2017年9月1日 21時) (レス) id: 42bf7e3626 (このIDを非表示/違反報告)
MERORON - あぁああああ！！私も死んだら死神派遣協会に入りたいよおおおお！！ロナルドぉおお！総務課に入るんで、合コン誘って♪【つぶやき】 (2017年9月1日 21時) (レス) id: cf5e456a06 (このIDを非表示/違反報告)
YUEMIN - あーちゃんさん» 見てくださってありがとうございます。ＭＥＲＯＲＯＮとも喜びました♪ これからも応援宜しくお願いします (2017年8月28日 22時) (レス) id: 1af2bac581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MERORON ×YUEMIN | 作成日時：2017年8月21日 15時
