四月 ページ2
.
「起立、礼、」
「お願いしますー。」
緩く日直が、挨拶をかけるとみんなもそれに返すように
緩く挨拶を交わした。
昨日の入学式以来、私はこの学校が嫌いになりそうだ。
何故かというと…
「ハイハイ、皆〜。元気無いわよ〜。初日からこんなのじゃ、呆れるわ〜」
うちのクラスの担任は、グレル・サトクリフ先生
絹のような真っ赤な、ロングの髪に赤い眼鏡をかけ
目付きが鋭く、一見ヤバい先生だと思ったのだが
自己紹介で一瞬にしてそのイメージが無くなった。
そして、この先生は何と言うか…うん。オネェだ。
普通に女性なのだが、ゴッツイ体付きで
ある意味ヤバい人だと確信した。
「では、最初の授業を初めるワネ。担任のグレル・サトクリフ。
教科担当は……。英語よ♪。ヨロシクね☆」
悪魔のような、歯並びを見てゾッと鳥肌がたつ。
人指し指を顎にソッと置くと、クラスを見渡した。
「HAI、そこの男子。自己紹介しなさい。」
近くにいた男子を指差すと、無理矢理立たせてシャンッと背中を叩いた。
「あっ、えっ、たっ田中、正樹です…。」
ボソッと消えるような声で呟くと、田中くんはゆっくりと椅子を引いた。
その行為をグレル先生は気味の悪い程の笑みで笑い。
パチパチとゆっくりと拍手をした。
皆も吊られて、躊躇いながらも拍手をする。
「フフッ。じゃ次ね。」
外見によらず、中々良い先生かもしれない。
.
37人がお気に入り
「学パロ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUEMIN - 鈴さん» ありがとうございます。感謝してもしきれない程の感謝と嬉しさです!これからも、応援ともにご愛読よろしくお願いします! (2017年9月1日 22時) (レス) id: 1af2bac581 (このIDを非表示/違反報告)
MERORON - 鈴さん» ありがとうございます!!そんなに言ってくれて、嬉しいです!感激です!これからもご愛読お願いします!! (2017年9月1日 21時) (レス) id: cf5e456a06 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 黒執事の学園的なもの、見て見たかったんです!死神が教師!面白いです!頑張って下さい!! (2017年9月1日 21時) (レス) id: 42bf7e3626 (このIDを非表示/違反報告)
MERORON - あぁああああ!!私も死んだら死神派遣協会に入りたいよおおおお!!ロナルドぉおお!総務課に入るんで、合コン誘って♪【つぶやき】 (2017年9月1日 21時) (レス) id: cf5e456a06 (このIDを非表示/違反報告)
YUEMIN - あーちゃんさん» 見てくださってありがとうございます。MERORONとも喜びました♪ これからも応援宜しくお願いします (2017年8月28日 22時) (レス) id: 1af2bac581 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MERORON ×YUEMIN | 作成日時:2017年8月21日 15時