story26─食物連鎖 ページ33
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△中原中也side▼
「やぁ、中也君、目覚めたかい?」
「ッ……すみません、首領」
目が笑っていない首領に背筋が凍る。
鶏冠にきているのかと凄く冷や冷やする。冷や汗が止まらない。
「いや、こちらこそ済まないね。君ならやってくれると思っていたが、私の考え違いだったようだ」
「ッ!!……本当に申し訳ございません。作戦をしくじるなんてあってはならな────」
そこまで俺が謝罪すると、首筋にヒヤリとした感触が。恐る恐る自分の首を見ると、メスが添えられていた。
「私の責任だ。君はこれをバネにして更に己の力を伸ばせばいい。それだけだ」
「……はい」
ちらりと首領から目を逸らしたその先には、店主が壁に寄りかかっていた。
俺と目が合うと、こちらへスタスタと歩いてくる。
「お身体の方は大丈夫ですか?少し強くしすぎましたかね……」
そう言って目尻を下げる店主。
「……嗚呼、別に問題ねェ。でも店主さんよォ、お前、いい加減何者か教えてくれねェか」
「あら、疑問形でない限り強制ですね」
「私も君のことを知りたいねぇ。知っているのは異名と君の躰についてだからね」
異名?異名を持ってンのか此奴。
そりゃァあんなに強いわけだ。だからって俺が負けた理由にゃならねェがな。
「……食物連鎖はご存知ですよね?東京の外では食物連鎖の頂点は人間と考えている人も多くはないですが……。私達喰種という種族は人間を喰らう食物連鎖の頂点に君臨する者です。……ただ、それだけです」
「食物連鎖の頂点だとッ……?!」
「食物連鎖の頂点は人間ではないのだね」
つまり人間を此奴……基、店主は喰らうわけだ。
「ますます欲しくなる人材だけど……、私達は賭けに負けてしまった。そこで君の要求であるポートマフィアの人材を用意した。……入っておいで」
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も、もうすぐお気に入り100人ですとォ!?
ありがとうございます!!
そこで、特別番外編てきなやつをしたいんですけど、他の小説の主人公(折口ちゃん)を出したいんです。
何かネタが欲しいです。コメント欄にてお待ちしてますので、リクをどしどしどうぞ!
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156人がお気に入り
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うりき - 煌さん» うりきです!長々と返信長引かせてしまい大変申し訳ありませんでした。今回イメイラ拝見させて頂きました!!とても可愛く書いていただいて、、、!!瞳と唇がとても可愛らしかったです!今回は本当にありがとうございました!! (2020年8月11日 18時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» 載せさせて頂きました!時間がある時でいいので、覗いてくれればと思います! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» 今完成致しましたので、載せさせていただきます!少し色塗りに失敗してしまいまして、髪の毛が青みがかっています! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
うりき - 煌さん» いやいやもう書いていただけるだけでありがたいです……!! (2020年2月14日 23時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» いえいえ!大丈夫です!ただ、イメ画の送り方が分からないので、私の、ただただ推しを書くだけ!という作品に投稿させていただきます!申し訳ありません! (2020年2月11日 22時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りうゅき x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sHihamu131/
作成日時:2018年7月2日 6時