story2─独り身 ページ4
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既に用意をしておいたショートケーキをケースから出す。
と、同時に珈琲豆を粉々にしておく。
因みにこの豆は芳村店長から毎月送られてくるおいしいブラジル産の豆だ。
まぁ店長が作っているから美味しいだけかもしれないが。
ケーキを少しの間解凍させ、その間に何故かお冷を頼んだお客様にお冷を届けに向かった。
「こちらお冷です」
「あ、ありがとうございます」
無駄にやつれた顔をしているお客様にお冷を持っていく。
……きっと世話係のような人なのだろう。
「先程から思っていたのだが……」
隣の砂色外套の男性が顎をさすりながらそう言葉を発する。
これはやばいかもしれない。
若しかすると、案外頭の冴える人だったり……?
そうだとしたら、鳩に連絡されたら元も子もない。どうしよう……
「なんと可憐で綺麗なお嬢さんなんだ!私と心中してくれないか?」
「……はい?」
…やっぱり頭の冴える人じゃなかった。
え、でも、心中?心中ってあの自 殺する心中?
「わ、私、まだこのお店がありますので……ご遠慮させていただきます」
そう応えると、お客様は「えー?」と不貞腐れる。
すると、不意に白髪のお客様が疑問を口にする。
「ここ、1人で経営されてるんですか?」
「はい。両親が昔亡くなっておりまして……」
私がこう云うと、白髪のお客様は慌てるように口をあわあわとさせる。
「す、すみません!僕、とんでもないことを……!!」
「嗚呼、あまり気にしないでください。私も両親を好んでいたわけではありませんし……。なので今は1人寂しく、この喫茶店を営んでいる身です」
苦笑いでそう言葉を返す。
そういえば、そろそろ珈琲ができるし、ケヱキの解凍も終わるだろう。
「失礼します」とだけ云って、私は厨房に戻った。
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うりき - 煌さん» うりきです!長々と返信長引かせてしまい大変申し訳ありませんでした。今回イメイラ拝見させて頂きました!!とても可愛く書いていただいて、、、!!瞳と唇がとても可愛らしかったです!今回は本当にありがとうございました!! (2020年8月11日 18時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» 載せさせて頂きました!時間がある時でいいので、覗いてくれればと思います! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» 今完成致しましたので、載せさせていただきます!少し色塗りに失敗してしまいまして、髪の毛が青みがかっています! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
うりき - 煌さん» いやいやもう書いていただけるだけでありがたいです……!! (2020年2月14日 23時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» いえいえ!大丈夫です!ただ、イメ画の送り方が分からないので、私の、ただただ推しを書くだけ!という作品に投稿させていただきます!申し訳ありません! (2020年2月11日 22時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りうゅき x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sHihamu131/
作成日時:2018年7月2日 6時