story12─忠告 ページ16
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「それで?どんな客だったんだい?」
「はい、小柄で、中年男性と少女と共にいらっしゃいました。あと────」
そこで私は、あの殺気を思い出し黙りこくってしまう。
「あと?」
「ッ!?」
この人の探るような目────真逆この人も?いや、でもこの前の連れの方たちは差程……
仕方ない、この殺気も話そう。
「……闇の人間のような殺気を感じ取れました」
私がそう答えると、「やっぱり……」と呻き声を漏らす。
お2人は知り合いなのだろうか。
気になったが触れてはいけないような気がしたため、口を噤む。
「いいかい?1つ忠告しておこう」
「はぁ……?」
「先程訪れたその客人、君の考え通り全員闇の人間だ。ここら一帯を仕切っているこの町の暗部そのもの、ポートマフィアだよ」
「はぁ!?」
闇の人間だとは思ってはいたが、真逆あの噂のポートマフィアとは……。
確か、鳩も喰種がいないか目をつけている闇の組織だ。有馬さんがそんな事を言っていた。
「……御忠告、ありがとうございます」
「いいんだよ。私はこの店が無くなってほしくないだけだからね」
そう男性は、読めない笑顔でにこりと笑った。
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うりき - 煌さん» うりきです!長々と返信長引かせてしまい大変申し訳ありませんでした。今回イメイラ拝見させて頂きました!!とても可愛く書いていただいて、、、!!瞳と唇がとても可愛らしかったです!今回は本当にありがとうございました!! (2020年8月11日 18時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» 載せさせて頂きました!時間がある時でいいので、覗いてくれればと思います! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» 今完成致しましたので、載せさせていただきます!少し色塗りに失敗してしまいまして、髪の毛が青みがかっています! (2020年2月14日 23時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
うりき - 煌さん» いやいやもう書いていただけるだけでありがたいです……!! (2020年2月14日 23時) (レス) id: f5d3154a42 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - うりきさん» いえいえ!大丈夫です!ただ、イメ画の送り方が分からないので、私の、ただただ推しを書くだけ!という作品に投稿させていただきます!申し訳ありません! (2020年2月11日 22時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りうゅき x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sHihamu131/
作成日時:2018年7月2日 6時