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story60─喰種の行方 ページ33

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△小沢章友side▼



弓月様が消えて3日目。”弓月ちゃんの居場所は私に任せてくれ給え”等と云っていた太宰さんに、弓月様を任せて俺は喫茶店を営んでいた。

お客様だろうか。鈴の心地よい音が聞こえた。
挨拶をしなければと、店内に顔を出す。



「いらっしゃいませ───太宰さん」

「やぁ。それじゃあ、行こうか」



あぁ、やっとか。と、昔の上司に向けては大分失礼だがそんな事を思ってしまった。
俺は店を閉め、エプロンを脱ぎ、太宰さんのあとを駆け足でついていく。



「太宰さん、何処なんですか、結局」

「その前に質問があってね。君は知ってるかい?喰種狩りというのを」

「……まぁ、知ってますけど」



『喰種狩り』昔、ポートマフィアが東京のCCG……喰種対策局だったか。
CCGがポートマフィアに異例の依頼をしてきた。喰種を絶滅させてくれと。
手を組めば、ポートマフィアは今後驚異になりかねない喰種を早いうちに絶滅できる。

自分達の利益だけでできた関係だった。



「……結局、CCGもポートマフィアも大きな被害を喰種から受け、手を引いたんですよね。……それが、今回の弓月様となんの関係が?」



太宰さんは、俺がそう質問すると意味深に微笑む。その笑顔の裏には何か闇が……なんて、昔から分かりきっているが。



「君は、……例えばそうだな、ある話をしよう」



そう云った時、太宰さんの目から光が消えた。



「と或る東京の街に、人間を好むが故に、肉は喰種だけを食す喰種が2人居た」









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うりゅき(プロフ) - 明けましておめでとうございます!モンゴメリちゃんも色々抱えてますからねぇ。いつかは弓月ちゃんとモンゴメリちゃんを絡ませたいです笑 森さんの殺気、どういう反応にするか迷ってるんですよねぇ。今年も私共々この作品をよろしくお願いします! (2019年1月1日 11時) (レス) id: dc3c37d785 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - あと、少し遅れましたが明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします! (2019年1月1日 0時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - 更新お疲れ様です!森さんとの絡みですね〜!敦君は流石です!ルーシーちゃんは、喰種ごときって...泣く...  森さんの殺気どう反応(?)するのか、気になります!次回の更新楽しみにしてます! (2019年1月1日 0時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)
うりゅき(プロフ) - 黒い天使さん» コメントありがとうございます!異能力者VS喰種ですね!私も書きたい衝動に駆られうずうずしてます(笑) (2018年12月28日 18時) (レス) id: dc3c37d785 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - 真逆、原作の交差点だとは!トーカちゃんなら羽赫使って自力で脱出しようとするだろうなぁ…って思います(笑)森さんと、どう関わるのか気になります!更新お疲れ様です!次回も待ってます! (2018年12月27日 23時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りうゅき x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sHihamu131/  
作成日時:2018年9月30日 20時

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