story57─:re ページ30
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「……」
嗚呼、また、また見てしまった。あの地獄夢図の続きを。
私は露西亜の彼と軽く会話を交わした後、電車を降りてバスに乗っていた。
いつの間にか、また眠っていたらしい。幸い、降りるバス停は過ぎていないようだ。
……もう、厭だ。これ以上夢は見たくない。そう思っている筈なのに、私の体はとても重い。
体全体が寝ろと云っているようだ。とても眠たい。
……せめて、あの場所へ行きたい。
と或るバス停の名が告げられ、私は震える指で”降りる”の釦を押す。
重たい体を引きずって、私は止まったバスから降りた。……嗚呼、眠たくて仕方がない。
ぼーっとし乍らふらふらと街を歩く。すると、見慣れた看板が目に入る。
”:re”。ここが今日1つ目の目的地だった。
「……トーカ……ちゃん」
私はゆっくりと扉に手をかけ、そのアンティーク調の扉を開いた。
心地の良い音色が店内に響く。
私は、店に入るとまずトーカちゃんと四方さんが目に入った。
「……久しぶり、トーカちゃん、四方さん」
「Aさん！来るなら連絡してくんないと困りますよ……」
「……久しいな」
私はその言葉を聞き、笑い返す。すると、視界の隅の席に、白髪の男性が座っていた。何処か見覚えがある気がして、私はその席にふらふらと向かう。
「ｯ……」
そこに居たのは佐々木琲世……、基、金木さんだった。今は琲世なのか金木さんなのか分からないが、とりあえず声をかける。
「……こんにちは」
「！！び、吃驚した……Aちゃん、こんにちは」
「……そのヘタレ具合は金木さんですか。前、失礼しますね」
何だか反応が面白く、私は笑ってしまう。困ったように”どうぞ”と笑う彼を見て、私は席に着いた。
突然、どうしようもない睡魔が私を襲った。
私はもう、されるがままだった。
「Aさん、いつもので───あれ」
「寝ちゃったみたいだよ、Aちゃん」
「まぁ店入った時も眠そうだったし……そっか。起きたら言って」
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うりゅき(プロフ) - 明けましておめでとうございます！モンゴメリちゃんも色々抱えてますからねぇ。いつかは弓月ちゃんとモンゴメリちゃんを絡ませたいです笑 森さんの殺気、どういう反応にするか迷ってるんですよねぇ。今年も私共々この作品をよろしくお願いします！ (2019年1月1日 11時) (
レス) id: dc3c37d785 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - あと、少し遅れましたが明けましておめでとうございます！今年も宜しくお願いします！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - 更新お疲れ様です！森さんとの絡みですね〜！敦君は流石です！ルーシーちゃんは、喰種ごときって...泣く... 森さんの殺気どう反応(?)するのか、気になります！次回の更新楽しみにしてます！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)
うりゅき(プロフ) - 黒い天使さん» コメントありがとうございます！異能力者ＶＳ喰種ですね！私も書きたい衝動に駆られうずうずしてます(笑) (2018年12月28日 18時) (レス) id: dc3c37d785 (このIDを非表示/違反報告)
黒い天使 - 真逆、原作の交差点だとは！トーカちゃんなら羽赫使って自力で脱出しようとするだろうなぁ…って思います(笑)森さんと、どう関わるのか気になります！更新お疲れ様です！次回も待ってます！ (2018年12月27日 23時) (レス) id: 79595964d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りうゅき x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sHihamu131/
作成日時：2018年9月30日 20時
