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「ご馳走様でした〜」



口々に言いながら、お店から出る。

他愛も無い世間話をしたり、
仕事の愚痴をポロッと零したり。

そうこうしている内に時間は過ぎていって、気づけばだいぶ遅くなってしまっていた。

支払いは、大まかに割り勘してみんなで出し合った。


外は少し肌寒い。

ちょっと前まではあんなに暑くて困っていたのに、もう気づけば秋だ。

冷たい風がAに吹く。



「うええ寒い…」

八「もう秋だねぇ。」

内「気づいたら今年も夏終わっちゃってたなー。」

永「ホント。あっという間。」

堀「あおぉココア買って…。」

「なんで私が買うねん。自分で買って。」

堀「ケチ。」

「あー…でも私もココア買おっかな…ほんとにさっ…なんで急に近づいてくんの。」

内「おしくらまんじゅう。」

「私吹っ飛ぶからね。」

梅「ほらA、冷えるんだから着込む。女でしょ。」

「っふぉあったかい。ありがとうございます。」



ふわっと上着を前からかけてもらって、ぬくぬくとあったまる。

梅原の柔軟剤の匂いが香りがして何だか嬉しくなってしまう。

袖を握って、ぎゅっとニットカーディガンを抱きしめた。


「あったかい。」と上村の頬を袖で挟むと、「んー。」とAの手の温かさに頬を擦り付けてくる。

それが可愛くて、もっとうりゃうりゃしたくなる。


きゃっきゃと歩きながらみんなで遊んでいる中、ちょっと遠目から見ているのは梅原と八代。

梅原は、自分の上着を大切そうに着ているAを、ぼぉっと眺めていた。

思わずその幸せそうにしている横顔が目に入って、八代が梅原に聞く。









八「……梅原さんって口ではあんなこと言ってましたけど。青空のこと結構好きですよね。」


梅「…結構っていうか、すげぇ好きだよ。可愛いもんアイツ。」


八「ベタ惚れじゃないですか。」


梅「八代くんは?」


八「…俺は、青空の人間性が好きなんです。恋愛的にじゃなくて、一人の友人として。」


梅「八代くんも八代くんでほんとに好きなんだね、青空のこと。」


八「…まぁ、それなりに。」





恋焦がれる男の笑顔と、
大事に思っている男の照れ顔と。

.

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み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - たそ。さん» ウッヘありがとうございます…() 是非是非、仲良くして下さい! (2019年10月13日 13時) (レス) id: 60c355a2ab (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - 太陽と月さん» ありがとうございます!頑張ります〜!! (2019年10月13日 13時) (レス) id: 60c355a2ab (このIDを非表示/違反報告)
たそ。(プロフ) - み ゅ ー ぽ む 。さん» みゅーぽむ様の感性ど自分の感性がばっちり合いすぎてもうしんどいです、、←仲良くなりたいです、、 (2019年10月5日 13時) (レス) id: 1c4af94c04 (このIDを非表示/違反報告)
太陽と月(プロフ) - み ゅ ー ぽ む 。さん» 番外編!いいですね!!たのしみです! (2019年10月5日 12時) (レス) id: 5e98f23515 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - 太陽と月さん» 誰になるんでしょうか!!(笑) 細谷さんですね!結構出したいのに1話書くのは難しいみたいなキャラ多いので、番外編みたいなので書けたら書いてみます〜!! (2019年10月5日 12時) (レス) id: 60c355a2ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅーぽむ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年8月18日 2時

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