【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ７【愛され】

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夜ご飯の時間に間に合うように30分くらい浸かって、Aはお風呂を上がった。

｢明日朝風呂にもこよっかなー｣なんて”朝風呂のご案内”という張り紙を見ながら考える。


薄手のキャミソールを着てから、その上に旅館の浴衣を着る。

旅館の浴衣は、何故着るだけでこんなにもワクワクするのだろうか。

いつも不思議だ。

・

スタイリストさんにきちんと着付けしてもらって、髪も緩く乾かす。

｢旅館の浴衣なんていつぶりだろ。｣と思いながら女風呂の暖簾をくぐると、｢おっ、やっと来たね。｣と岡本とKENNが待っていた。

ずっと待っていてくれたのだろうか。

｢すみませんお待たせしちゃって…。｣と慌てて近寄る。



岡｢ううん全然気にしないで。かっきーさんと達央さんは先にご飯行ってて、壮馬くんは…｣

斉｢お待たせしました〜。｣

K｢電話から帰ってきたとこ。｣

｢どっちにしろ待たせちゃってますね、ごめんなさい。｣

岡｢ほんと気にしないで大丈夫だよ。全然時間余裕あるし。｣

斉｢A、お風呂どうだった？｣

｢気持ち良かったですよ、サイダー風呂とかあって面白かったです。ちょーすっきり。｣

K｢俺達も色んなの入ったもんね。｣

斉｢あはは確かに。…そいや御褒美ってなんだろうねー、楽しみ。｣

｢ですね。｣



そんな風にお風呂の余韻に浸りながら、まったりと部屋に向かう。


今回借りた部屋は三つ。

1つはスタッフさん(男)、2つ目がスタッフさん(女)。
そして3つ目が、声優陣の寝る場所だ。

さすがにA一人のために部屋は貸しきれず、だからといってスタッフさん達と寝るには場所が無さすぎる。

というわけで、襖ひとつ挟んで隣にAが寝ることになっていた。

もちろんご飯もそこで撮影する。









｢お待たせしました〜。｣


鈴｢おーお帰り。美味そうだぞ飯。｣


岡｢うわー！しゃぶしゃぶ！｣


柿｢しゃぶるか！！｣


｢しゃぶりましょう！！｣


｢｢言い方。｣｣





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