・特級呪霊たち ページ6
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校舎の2階から見える花壇。
そこに集まる特級呪霊たち。
傑が最近取り込んだ漏瑚と花御と真人。
この3体は言葉も話せるし外に出たがるらしく、時間を決めて高専内に放されている。
花御はまた花の世話してるのか、と思いながら見ているとAも一緒にしゃがみ込んでいた。
周りがデカすぎて見えなかったけど声も聞こえて来る。
『花御が来てからお花たちが元気で嬉しい。』
「A…！Aだけですそんな事を言ってくれるのは。」
『私もお花好きだから。』
仲良くしてるのはいい事…なのか？
相手は呪霊だけど…。
窓から降りて「A、」と声をかけると花御がAを隠すように前に立った。
あれ僕嫌われてる感じ？
「Aに何の用ですか。」
『花御、悟は旦那さんだよ。』
「A目を覚ましてください！あんな暴力的な人いけません！」
「儂は人間の中で五条悟が一番嫌いだ……」
3体とも僕に祓われかけている。
まあ傑に連絡して取り込んでもらってるから今があるわけで。
『傑のところに帰りなよ。そろそろ時間だよ。』
「もっとAといたいのに〜」
『傑の言う事は絶対でしょ。もうお散歩出来なくなるよ。』
Aがそう言うと3体は渋々帰って行った。
「…Aって呪霊にも好かれるんだね。」
『あの子たちの面倒見てる間に仲良くなったの。』
「綺麗だね。」
『そうでしょ？みんなで植えたんだよ。
…なんかね、この間漏瑚に花壇燃やされたんだけどそれで養分が足されたらしい。』
そういえば花壇が燃えてるって騒ぎになってたっけ。
傑がめちゃくちゃ怒ってたし始末書書かされてたような…。
『いい子だよね、みんな。』
「まあ呪霊だけどね。」
『でもあの見た目でお花育ててるって可愛くない？
最初は花御と2人だったけど、漏瑚と真人も手伝ってくれたの。』
花御は率先してやるとして、漏瑚と真人も植えたのか…。
Aが一緒にやろうって言ってる姿がなんとなく目に浮かんだ。
『ニヤニヤしてるよ。』
「ん〜？今日もAが可愛いからね。」
Aの目に映る花はキラキラと輝いていた。
Aたちが頑張って育ててる花、元気に育ちますように。
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sou(プロフ) - 甘々五条さんとっても素晴らしかったです！！こんな素敵な作品をありがとうございます！！ (2022年2月15日 11時) (
レス) @page25 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
ざりがに(プロフ) - 五条先生推しではなかったのですが、めちゃくちゃ好きです！笑勝手ながら、くまこさんの他の小説もたくさん読ませてもらってます♡これからも、よろしくお願いします。 (2022年2月14日 23時) (レス) @page25 id: f02a20b810 (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - riyaさん» いつもコメントありがとうございます！キュンキュンしてもらえたなら良かったです☺️また機会があればよろしくお願いします！ありがとうございました✨ (2021年12月7日 12時) (レス) id: b0f5221857 (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 五条悟浮気小説が多い中。キュンキュン素敵な物語を読ませてもらいありがとうございました。次回作また楽しみに待ってます💖 (2021年12月7日 9時) (レス) @page25 id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - 雨宮さん» 驚かせてしまってすみません(*_*)嬉しいお言葉ありがとうございます！今は下書きですが、また近々平和な世界線でのお話公開するので気が向けば覗いてみてください(^o^)更新頑張ります！ (2021年11月12日 12時) (レス) @page18 id: 05d493dbab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまこ
| 作成日時：2021年10月9日 10時
