可愛すぎる彼女の話をしたい【五条悟】

・いない日は ページ8

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「あ"〜もう殺してくんね？」

「イラつきすぎ。生理かよ。」




Aが任務に行って3日目。もう限界だ。
電話やメールじゃ足りない。


Aがいないだけでこんなイライラすんだな。
世界は終わった、今日終わる気がする。



この苛立ちを抑えるために携帯でAの写真を見返す。あー可愛いな。今すぐ会いたい。




「…夏油なんとかしろよ。」

「無理だね。あんなんと付き合ってるAを尊敬するよ。」

「なーお前らもAの写真見る？見るよな？」




一番可愛いのは寝顔で……でもこれは見せられないな、可愛すぎて見せたくない。


じゃあクレープ頬張ってるのは…これも可愛すぎて見せられないな。


報告書と睨めっこしてるやつも…無理だな。




「…やっぱりいいわ、どれも見せられねぇ。」

「…うざ。Aに早く帰ってきてってメールしとこ。」




あ〜早く会いたい触れたい。





**




次の日の授業中。

教室のドアがそっと開いた。




『ただいま。』

「A！」




今日の夜帰ってくるはずのAが教室にひょっこりと現れた。




『苦し…』

「怪我は？飯食ったか？俺がいなくても寝れたか？」

「やばあいつ。」




この触り心地、匂い、全部間違いなく本物のA。




「予定より早く帰れたんだな。」

『硝子が早く帰ってきてってメールくれたから頑張っちゃった。』




硝子に向かってピースするA。

あれ、俺のためじゃないんだな。ちょっとショック。




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