たんぺーんしゅー

好き！(そらうら) ページ22

『んー......』

いつ言おっかな...

料理をしながらそんなことを考えていた

「そらるさーん！」

『んー？』

「これなに？」

ニヤニヤしながら見せてきたのは動画だった

疑問に思いながらうらたくんに流してもらうと

明らかに今日話していた内容が撮られていた

しかも犯人はまふまふ

あいつ...！！

「そらるさんって...こーんなに俺のこと好きなんだ」

うわぁ、ニヤニヤしまくりだろ

『うっさい。好きで何が悪いんだよ...』

「いやぁー？なんか幸せだなぁって」

『そっか...』

幸せか...

『俺もうらたくんといる時幸せだよ』

「っ......///」

あれ、うらたくんほっぺた真っ赤w

料理する手を止めてうらたくんに近づいた

「え、そらるさん？料理は？？」

『んー？もう終わったよ』

「じゃ、じゃあ食べよ...！なっ！」

『えー、その前にさ』

うらたくんを引き寄せて俺の腕の中に収めた

おー、やっぱりすっぽりだ

「!?!?!?」

『好きだよ、うらたくん』

「ぁぁぁぁぁ......////」

『ふっwww』

いつもは女王様！って感じするけど

俺が主導権握ればこっちのもんだ

『...ねぇ、うらたくん。』

「な、なんだよ...////」

『うらたくんは俺のこと好き？』

「......うん////」

『えー？言葉にしないとわかんないなぁ〜』

わざとらしく言った

「くっそ...そらる後でシメる...」

『なんで！？』

胸ぐらを引っ張られうらたくんにキスされた

『ん！？』

「...お、俺も好きだ！！これでいい！？////」

『は、はいっ......////』

「ご、ご飯食べようぜ...////」

『うん...////』





ご飯を食べている時にまふまふから

【できました！！】

ときた

なんか無性に腹たったので怒ったら泣きスタンプを大量に送られてきた

「...なんか嬉しそうだね」

『んー......まぁ、まふのおかげでうらたくんにいつも言えなかったこと言えたしな』

「...今度は俺が主導権握ってやる...」

『がんばれwww』

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