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早く眠ったこともあり、早く起きたAは皆が起きるまでの時間散歩をしようと海辺を歩いていた
まだ朝日も上がりきってない濃い青と淡い水色と少しのオレンジが混じりあった空を眺め、朝特有の澄んだ空気を吸いながら歩く
不意に自分が生まれ育った島を思い出した。
朝早く起きた時はこうやってよく海辺を散歩していて、朝ご飯で呼びに来たお母さんが私が居ない事に気付き慌てながら私を探してくれていた。
懐かしさにふふっと笑うと目の前の大きな岩の上から微かに人の気配がする事に気付いた。
そーっと岩に登ると岩の上で眠っているマルコの姿が。
「マルコ？なんでこんな所に・・。起きて！ここで寝ちゃだめだよ、風邪引くよ！」
「うー・・ん。」
声をかけただけでは起きてくれないので、揺さぶるとやっと目を開けてくれた。
「・・・A？」
寝ぼけてるのか、いつものしっかり者のマルコとは違いぼーっとしている
「おはよ。なんでこんな所で寝てたの？」
ゆっくり起き上がり周りを見渡すと状況を把握したマルコ
「あー・・なんだ。昨日はここで考え事をしてて・・。」
と言った瞬間慌てて続きを濁す
「考え事？何か悩みでもあるの？」
「いや、別に悩みって程の事じゃねぇよい。」
「私で良ければ話聞くよ？」
寝ぼけていたとはいえ、考え事の張本人に言える訳がない
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翡翠(プロフ) - レイラさん» コメントありがとうございます！更新が遅く、お待たせしてすみません。合間を見て少しずつでも更新していけたら・・と思っていますので気長にお待ちいただけると嬉しいです！ (2021年6月1日 23時) (
レス) id: eb91599c2d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 凄く続きが気になって1から読んできました！これからどうなるのか凄く気になります！笑更新頑張って下さい！ (2021年3月21日 14時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2020年7月3日 16時
