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「・・本気を出させないと修行にならないって思ったんだよい。」
それで煽って技を出させたが、能力で攻撃せずに拳で攻撃してくるAにしびれを切らし見本を見せる為に鳳凰“印”を使ったんだ。
でもまだ体を思ったように使う事が出来ないあいつはかわすのが無理だと悟り両腕で受けようとした。
それで瞬間的に威力は弱めたが当ててしまい、怪我をさせてしまった。
いつものボロボロになるまでの修行はAが自分の技を暴発させたり転んだりした傷で、マルコが怪我をさせたわけじゃなかった。
もしも、Aの腕が治癒で治らなかったら。
もしも、最悪死んでいたら。
「自分で自分が許せねぇんだよい・・。あいつに、もしもの事があったらと思うと。」
ぐっと決意し、レイリーに頭を下げる
「今日の事は本当に悪かったと思ってる！・・もう俺はあいつの修行を手伝ってやる事が出来ない。この役目を降りる・・。」
「それは本人に伝えてくれないか？」
レイリーの思ってもみない言葉に思わず顔を上げる
「Aがマルコと修行する事をやめたいと言わない限り、私はマルコが適任だと思ってる。」
それに、と続ける
「あの子はそんなに柔じゃない。もし怪我をさせたとしても君なら手加減するだろうし、今日みたいに治癒してくれるだろう？あの子の事を考えてちゃんとやってくれてると私は信じてるんでね。」
そう言い残しその場を後にするレイリー
海を眺めながらマルコは色々な事を考え、悩み続けた。
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翡翠(プロフ) - レイラさん» コメントありがとうございます！更新が遅く、お待たせしてすみません。合間を見て少しずつでも更新していけたら・・と思っていますので気長にお待ちいただけると嬉しいです！ (2021年6月1日 23時) (
レス) id: eb91599c2d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 凄く続きが気になって1から読んできました！これからどうなるのか凄く気になります！笑更新頑張って下さい！ (2021年3月21日 14時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2020年7月3日 16時
