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「おはよー。」
「はよー、朝ごはん食ってねぇやw」
「昨日のテレビでさ……」
「あー、それね!見た!マジヤバイ!!」
A『…。』
1人だけ違う空気。
おはようの挨拶も、Aにはしてこない。
A『(まぁその方が面倒くさくなくて良いんだけどね。
私には96ちゃんがいれば生きていけるよ。)』
…っていうかなんかさっきから視線が…
.
1階、2階、3階と上がれば、すぐに自分の教室。
教室の中へと入って行こうとすると……
?「ンマーーーーーイ
ハァニーーー!!!」
A『ぐふぉおえ!!!』
急に突進をされた。
闘牛かっての。
A『9ー6ちゃん。』
96「なぁに♡」
こいつマジ可愛いな。
何だそのカワボは。
でもね、
A『突進は、やめようか。胃の中の物全部出ちゃうなぁ。』
96「おん。出していーよ、全部食うわそれ。
…あー…それより、愛しのマイスウィートハニー。」
A『何ですか愛しのマイスウィートダーリン。』
少々声を低めに言うと、目を細めた96猫。
怪しげにAを見つめると、何か考えてからやっと口を開く。
96「……A、なんか、匂い違くない?」
A『へ。』
96「きっつい香水の匂いがするんだよね。男…だよねこれは……。え、何浮気??」
浮気って……あーた。
A『…あー…その男って言うのは、真冬と彼方……なんだけど…。』
96「ま、真冬と彼方!!?おまっ…駄目!駄目駄目駄目!!あいつらはアカン!!
いつ!?いつ一緒にいたの!」
A『え?昨日の夕方から今日の朝まで。』
96「きの…!夜!?朝!?一夜を共にしたの!?ねぇ!!
あいつらは今どこにいる!!」
…そんな一夜を共にしたって言い方やめて欲しいね。
ちょっとなんか勘違いされるよね。
96猫は容赦なくAの肩を掴み左右に勢い良く揺らす。
A『今は2人とも家に戻っていますー…。
洗濯して、お風呂入って新しく制服き着替えるらしいですー…。』
96「だぁぁぁぁ!!!!
じゃああいつらは遅刻か!遅刻すんのか!Aと夜を営っといて遅刻かぁぁぁぁ!!」
A『…あの…ねぇ、私いつ営みました?』
96「だって!これは完全に……___!!」
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96兎 - ごめん。名前変えたからもう一回コメントした (2018年11月23日 23時) (レス) id: ff327f1ecd (このIDを非表示/違反報告)
96兎 - nanaやってるよ。 (2018年11月23日 23時) (レス) id: ff327f1ecd (このIDを非表示/違反報告)
46兎 - nanaやっとるー! R18w 面白い! (2018年10月29日 10時) (レス) id: ff327f1ecd (このIDを非表示/違反報告)
Shuu nakamori(プロフ) - めっちゃ面白い!私nanaやってますよー! (2018年4月30日 19時) (レス) id: ff2902b544 (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - KANAMI→☆さん» KANAMIさん…ビビりました…。山本っさんになったのかと…。……申請しました!宜しくお願いしますね! (2018年1月17日 16時) (レス) id: 0592968b68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:non x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/
作成日時:2017年8月4日 22時