愛とは___…２

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Aside



まだまだ時間はたっぷりある。




多分、今団長達はこちらに向かっていて、あと少しで着くだろう。





団長達が着けば、きっと向かいに来てくれるはず。





沖田「おい、A。」




A『……なんですか？』




やたら私に構ってくる沖田さん。




言っていることや行動はよくわからない。




でも、どこか団長に似ているような気がする。





沖田「…サボりやせんか？」




A『は？何言ってるんですか。私は女中として働いているんです。勝手に１人でサボって………』









言いかけたところで沖田さんは私の腕を掴み、無理矢理外へ連れ出した。









A『ちょっ……何、するんですか！』








ズンズンと歩き進める沖田さん。





はっきり言って迷惑。




沖田「…………着きやした。」




A『へ？』





私達の目の前には、



"団子屋"




と書かれた看板があった。









沖田「好きなの頼めよ。」









A『え、え？い、いいです。悪いし。』





沖田「２本選べ。」






拒否権なし！？







A『あ、りがとうございます……。』






だ、だけど、





ど、どうしよう…。









全く種類がわからない。









えーと……









この黄色い粉がかかったやつ……なんだろう。









これも何……？なんか黒いものが上に乗っかってるんだけど……。







まぁいいや。





A『じゃ、これとこれで。』








沖田「……俺は餡子とみたらしで。」









女１「きな粉とみたらし、餡子２個ですね。少々お待ちください。」









、









そう言えば、









団子………。





初めて食べるな………。

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